Top Photo:© Coco Capitán. Image courtesy Coco Capitán Studio.
スペイン出身のアーティスト Coco Capitánの日本初となる個展「NAÏVY: in fifty (definitive) photographs」が、PARCO MUSEUM TOKYOにて5月9日(月)まで開催中。
1992年にスペイン・セビリアで生まれ、2016年にロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで写真分野の修士課程を修了したCoco Capitán。 現在ロンドンとスペインのマヨルカ島を行き来しながら行っている活動は、ファインアートとコマーシャルアートの領域をまたぎ、その作品には写真や絵画、インスタレーション、散文などが含まれている。
今展は、2020年ロンドンでの開催を皮切りにアムステルダムにも巡回した個展「Naïvy」を踏襲した、待望の日本初個展。 常に進化し続けるCapitánの写真家としての活動を軸に、先頃完結した「Naïvy」シリーズの完全版となる50点の写真作品が、彼女自身が制作したさまざまなファウンド・オブジェと共に初公開される。
冒険、帰属、無垢の喪失といったテーマを扱った「Naïvy」は、船乗りたちが住む想像上の海の世界に捧げられたもの。 登場人物たちは、集団への帰属と個人主義者の自由という相反するものへの欲望をはじめ、遊びと危険、自由と陥穽、祝祭と悲歌、懐旧と未来への怖れといった多くの二元性を体現している。 制作に10年もの月日が費やされた今シリーズは、アーティストであるCapitán自身の成長と進歩の足跡と言うことができ、今展ではその完成形が、未来への期待と共に届けられた。 さらに、会場では今展を記念した日本初の写真集「NAÏVY」が先行予約できる他、各30部限定のサイン入りネオシルクスクリーンポスターや、展覧会オリジナルグッズも販売される。
人間臭くも神話的なセーラーたちの、あてどない漂流。 ほろ苦くノスタルジックなエンディングが、新たな実践と情緒的な旋律を奏でる。 PARCO MUSEUM TOKYO 03-6455-2697 【Coco Capitán “NAÏVY: in fifty (definitive) photographs”】 DATE:5月9日(月)まで開催中 TIME:11:00am~8:00pm ※最終日は6:00pmまで ※入場は閉場の30分前まで PLACE:PARCO MUSEUM TOKYO ADDRESS:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 4階 ADMISSION:一般 ¥800 ※未就学児無料 WEBSITE:art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=938 ※混雑状況により事前予約や整理券配布となる場合がございます。 ※感染症対策や天災等の諸事情により入場者数の制限、営業時間の変更および休業となる可能性があります。 【Coco Capitán “NAÏVY”】 PRICE:¥4,400 ※会場にて先行予約受付中(先行予約特典オリジナルステッカーつき) ※2022年6月全国書店発売予定
近代から現代を繋ぐ、光に満ちたコレクション
京都の街が写真で染まる、10回目の春
5名の海外アーティストを国内で初披露
社会の周縁に生きる人々の魂
「COYSEIO」が映し出す、静けさの中で出会う夏
刹那の美しさを収めた10年の記録
暑さよりも強い存在
写真家が眼差す不確かなもの
親密な友情が与えてくれたもの
アイウェアの歴史を創り上げたブランドの新たな表現
自由な視線で捉えた日常の美しさ
レッスンの合間の穏やかなひと時
モチーフに宿る不可視のもの
現代社会に根差した、自由をまとうフォルム
現代美術を牽引するアボリジナル女性作家たち
「me ISSEY MIYAKE」が描写する時間
「CHANEL」のもとで響き合う3つの個性の秘密
デザイナー 若林亜希子が「Duality」を紐解く
田中雅也「Duality」のエキシビションをレポート
ポーランドの注目デザイナーが紡ぐ、身にまとう芸術
作品集「Duality」が体現する田中雅也の写真表現
「NARS」が描く甘美なクリエイション
田中雅也による初の写真集「Duality」が「Lula BOOKS」より発売
最新号の内容を紹介
スペシャルムービーが伝える最新号の物語
優美な動きに映る「CHROME HEARTS」の洗練されたスピリット
春風と「THE ROW」が描く麗らかな姿
「ISSEY MIYAKE」が伝える紙と草花の美しさ
春光を浴びて色めく杉咲花と「NARS」の多彩な共演
「YOHEI OHNO」が語る、創造の歩み