Top Photo:© Jane Evelyn Atwood
パリ在住の写真家 Jane Evelyn Atwoodの展覧会「Soul」が、CHANEL NEXUS HALLにて5月8日(日)まで開催中。
1947年にニューヨークで生まれ、70sよりパリを拠点に制作を続けるJane Evelyn Atwood。 1976年、初めての作品としてパリの路上に立つ娼婦たちを撮影して以来、苦難に向き合いながら生き抜いていく人々の姿を捉えたプロジェクトを数多く手がけてきた。 それらのイメージは過酷な現実を写していながら、冷酷さや搾取的な印象を決して与えず、Atwoodの非凡な感性と被写体に対する思いやりを示している。
日本初の個展となる今展では、彼女の代表的なシリーズから厳選した作品の数々を紹介。 Atwood自身の希望から、シリーズごとや年代順といった従来の形式によらない展示構成となっている。 そうした中でも、被写体のジェスチャーや表情、イメージの中の光と影、あるいは親密な感情と魂が、鑑賞者にそれぞれの作品が繋がっていることを感じさせる。 社会の周縁とされる場所に息づく、人間たちの魂。 Atwoodの情熱が写した、直接的ながら繊細なフォトグラフィーが胸を刺す。 CHANEL NEXUS HALL 03-6386-3071 【“Soul” Jane Evelyn Atwood Exhibition】 DATE:5月8日(日)まで開催中 TIME:11:00am~7:00pm ※入場は6:30pmまで PLACE:CHANEL NEXUS HALL ADDRESS:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 4階 ADMISSION FREE WEBSITE:nexushall.chanel.com/program/2022/soul/
夏帆と石田真澄の、眩く愛おしい2年間
普遍的な名作を生んだ「観察の美学」
「独自性」から思考した生命の相関
「不思議の国のアリス症候群」に映る視覚体験
今週のおすすめアート
台湾ニューシネマの巨匠が描いた家族の物語
絵画に見る、人間と虎の交換可能性
2匹の猫と織り成す柔らかな空気
「CHANCE」をテーマにした特別号の表紙2種が公開
アジア最大規模のブックフェアにLula Japanが初出展
聖夜の情景を見つめるストール
海の気配と共に紡ぐ、1つの序章
日常にある柔らかな瞬間
香りと潤いを届けるボディミスト
メンズアイテムが描く新しい輪郭に包まれて。杉咲花が魅せるダウンコートの今。
繊細なディテールに宿る眼差し
最新号の内容を紹介
世にも美しい名作たち 04
冬の装いに遊び心を添えるニットアクセサリー
光と影のあわいに宿る「CHROME HEARTS」のアイウェア
杉咲花と「TATRAS」が軽やかに今をまとう、ダウンコートの新しい着こなし
世にも美しい名作たち 03
小さな雨の日の物語
矛盾から紡ぐ「AKIKOAOKI」の服作り
思い込みが形作る色や形の意味
そばに在り続ける、純白の雪景色
デザイナー 若林亜希子が「Duality」を紐解く
田中雅也「Duality」のエキシビションをレポート
ポーランドの注目デザイナーが紡ぐ、身にまとう芸術
作品集「Duality」が体現する田中雅也の写真表現
田中雅也による初の写真集「Duality」が「Lula BOOKS」より発売
「YOHEI OHNO」が語る、創造の歩み