Kisshomaru Shimamura
「独自性」から思考した生命の相関
東京出身のアーティスト嶌村吉祥丸によるインスタレーション「Symbiosis」が、日本橋浜町の「NEW BALANCE」コンセプトショップ T-HOUSE New Balanceにて4月26日(火)まで開催中。
嶌村吉祥丸は、国内外を問わず雑誌や広告などで幅広く活躍し、ギャラリーのキュレーターも務めるアーティスト。
哲学的な問いや自然環境と対峙しながら生み出す写真作品は、被写体の機微を繊細に捉えると共に、清らかな空気感をたたえている。
「共生」を意味するタイトルが冠された今展は、「NEW BALANCE」のグローバルプラットフォーム Fearlessly Independentのステートメントでもある「独自性」から思考を深めていったもの。
展示される写真作品は、人間を含むすべての生物や自然環境が複雑に関係し合うこの世界で、それぞれ独自の個体同士が共に生き、互いに影響を及ぼし合っているさまを捉えている。
また今展のスタートに合わせ、T-HOUSE New Balanceでは嶌村を共同キュレーターとして、「独自性」をテーマにさまざまなアーティストによるプレイリストを発信するプロジェクト T-HOUSE Soundsもローンチ。
音楽家 蓮沼執太を初回に迎え、以降毎月新たなアーティストによるプレイリストがT-HOUSE New Balance店内の他、SpotifyやApple Musicなどの音楽配信サービスで公開されていく。