Top Photo:Cloud, 2025, oil on canvas, 162 x 162cm
アーティスト 平松麻の展覧会「Inner Existence」が、104GALERIEにて7月12日(土)から8月23日(土)まで開催される。
1982年東京都に生まれた平松は、独学で絵を描き始め、2012年より本格的に制作を開始。 オイルペインティングを中⼼に作品を発表しながら、新聞、雑誌、書籍の挿画、執筆も⼿がけるなど表現の幅を広げてきた。
幼少期から「根来塗(ねごろぬり)」という漆塗りを好んだ彼女。 経年変化に美しさが宿る漆塗りのように、絵の具を塗り重ね、引っ掻き削り、さらに塗り重ねることで質量を感じるテクスチャーが生み出される。 また、⼀貫して⾃⾝に内在する風景を探求し続け、プリミティブで寂寞とした⾵景をキャンバス上に表出させてきた。 雲やシーソー、⼟や⽯の塊、そして線といったモチーフを描きながら積み重ねてきたのは、不可視の可視化という試み。 そんな中、本展のための制作過程において、初めて可視化できるものに不可視を確認することができたという。 内だけではなく外の時空で触れることができるものを描きながら、体内⾵景へと潜る制作の姿勢を投影させた作品群は、彼⼥の新境地とも⾔える。
平松の初個展となる本展に際し、7月12日(土)には作家を囲むオープニングレセプションも開催される。 外から内へと潜りながら、幾度も重ねられていく絵具。 キャンバス上に存在する、見えない何かに触れて。 104GALERIE 03-6303-0956 【Asa Hiramatsu “Inner Existence”】 DATE:7月12日(土)~8月23日(土) ※日曜、祝日、7月21日(月・祝)~25日(金)、8月10日(日)~17日(日)休廊 TIME:11:00am~5:00pm ※7月12日(土)は1:00pmから開廊 PLACE:104GALERIE ADDRESS:東京都⽬⿊区⻘葉台1-20-4 FORCEビル 地下1階 ADMISSION FREE WEBSITE:104galerie.com/exhibitions/inner_existence/
現代美術を牽引するアボリジナル女性作家たち
ソウルで撮影された2つの写真集
日本写真史を語る名匠が写した、70sのアメリカ
身体の変化に向き合った、色彩豊かな自画像
感性に寄り添う香りの記憶
生命の循環を描く、都市のワイルドガーデン
迷宮のような人生
日々に遊び心を加えるコラボレーションTシャツ
ヨーロッパの今を伝える写真月間
日常を染め上げる、伝統漆器の鮮烈な朱
そばに在り続ける、純白の雪景色
辿り着いた街、異邦人の感覚
繊細なレースで描く、時間を越えた感覚
日常にひとさじの耀きを灯す、彩りの余韻
思考を巡らせ見つめる新たな世界
「COYSEIO」が映し出す、静けさの中で出会う夏
親密な友情が与えてくれたもの
モチーフに宿る不可視のもの
「me ISSEY MIYAKE」が描写する時間
「CHANEL」のもとで響き合う3つの個性の秘密
デザイナー 若林亜希子が「Duality」を紐解く
愛と強さが響き合う、自分らしさを描くウェア
田中雅也「Duality」のエキシビションをレポート
ポーランドの注目デザイナーが紡ぐ、身にまとう芸術
作品集「Duality」が体現する田中雅也の写真表現
「NARS」が描く甘美なクリエイション
田中雅也による初の写真集「Duality」が「Lula BOOKS」より発売
最新号の内容を紹介
スペシャルムービーが伝える最新号の物語
優美な動きに映る「CHROME HEARTS」の洗練されたスピリット
春風と「THE ROW」が描く麗らかな姿
「ISSEY MIYAKE」が伝える紙と草花の美しさ
春光を浴びて色めく杉咲花と「NARS」の多彩な共演
「YOHEI OHNO」が語る、創造の歩み