Kotori Kawashima
ソウルで撮影された2つの写真集
写真家 川島小鳥による2つの写真集の展覧会「ソウルメイトとサランラン」が、本屋青旗にて7月27日(日)まで開催中。
人の純粋さや、素直な感情が輝く一瞬を捉える写真家 川島小鳥。
第42回講談社出版文化賞写真賞、第40回木村伊兵衛写真賞を受賞し、これまで「BABY BABY」、「未来ちゃん」や谷川俊太郎との共著「おやすみ神たち」といった作品集を発表してきた。
本展は、韓国・ソウルを舞台に撮影された2つの写真集「サランラン」と「ソウルメイト」の展覧会。
「サランラン」は、川島が初秋から冬にかけて7ヶ月にわたり、ソウルに1人通い続けて撮影した1冊。
多忙な日々の中で初心に帰り、街のエネルギーに触れながら素直にシャッターを切った写真が収録されている。
冬の澄んだ空気の中で俳優 臼田あさ美と共に撮影された「ソウルメイト」には、臼田が抱える不安や期待、諦念や覚悟のようなものが、川島の透徹な眼差しによって柔らかく写し出された。