Top photo:©Rinko Kawauchi
フォトグラファー 川内倫子の写真展「Under the same sky」が、MA2Galleryにて7月3日(土)まで開催中。
2020年4月、自宅の近所で見つけたツバメの巣で、餌を求めて飛行する親ツバメや、親鳥の帰りを待ちわび精一杯口を開けるヒナ鳥などの撮影を始めた川内倫子。 どんな状況にあっても連綿と続く生命の営み、植物の芽吹き、陽光の輝き。 それらの純粋な力強さを静かに見守るように切り取っていく川内の写真は、さまざまな制約を余儀なくされ、心が落ち着かない日々を過ごす私たちに、一時の清涼感と勇気をもたらしてくれる。 そして今回の作品は撮り下ろし最新刊として、世界中の著名な写真家がそれぞれの視点で「鳥」を捉えた写真集のシリーズ「Des oiseaux」より出版される。
今展では新作「Des oiseaux」を中心に、これまでに川内が制作した鳥の作品を厳選して構成。 4層あるギャラリーの空間を生かして、「はじまりのひ」や「光と影」など過去のシリーズも織り交ぜて展示する。 不安が続く日常に希望を与えてくれる作品群。 爽やかさをまとった、力強い生命の息吹を感じて。 MA2GALLERY 03-3444-1133 【Rinko Kawauchi “Under the same sky”】 DATE:7月3日(土)まで開催中 ※日曜、月曜、祝日定休 TIME:12:00pm~6:00pm PLACE:MA2Gallery ADDRESS:東京都渋谷区恵比寿3-3-8 ADMISSION FREE WEBSITE:www.ma2gallery.com
ポートレートが記す、不変の繋がり
無機質な空間に内包される、明るく力強い花々
虚実の空間へと誘う、建物としての自画像
6人の写真家が切り取った、北海道・東川町
親密に表現された2人の絆
多彩な表情で魅せるコラボレーションスニーカー
夢幻的に紡がれる、少年少女の喪失と孤独
シンプルなパターンが生み出す唯一無二の造形
90sのムードが生んだ「何者にでもなれる服」
忘れがたい余韻を残す魂の作品群
環境と共鳴する無意識の美
残された写真を通して続く対話
鏡のように映し合う7名の作品群
甘さと鋭さの二面性が宿る、魅惑的なジュエリー
横浪修の作品集「Assembly Teshikaga」が「Lula BOOKS」より発売
Lula Japan編集部に聞いた思い出の1枚
10周年を祝した記念号が発売
「錫色」にまつわる3つのコラム - 朝吹真理子/作家