Top Photo:© 1986 Jacques Rozier Top Photo:© 1961 Jacques Rozier
2023年6月にこの世を去ったパリ出身の映画監督 Jacques Rozierの特集上映「みんなのジャック・ロジエ」が、7月29日(土)よりユーロスペース他全国で順次ロードショー。
1926年パリに生まれたJacques Rozierは、高等映画学院を卒業後、映画監督 Jean Renoirの「French Cancan(邦題:フレンチ・カンカン)」の撮影に実習生として参加。 その後、テレビ局で働きながら初監督作となる短篇「Rentrée des classes(邦題:新学期)」を製作する。 そして1958年、トゥール短編映画祭で上映された短編第2作「Blue jeans(邦題:ブルー・ジーンズ)」がヌーヴェルヴァーグの象徴であるJean-Luc Godardに絶賛され、2人は親交を結ぶことに。 1962年に公開された長編第1作「Adieu Philippine(邦題:アデュー・フィリピーヌ)」は、カンヌ映画祭・国際批評家週間に選出され、その後もパリの街並みや地中海の陽光、ロマンスや青春を謳歌する人々を描いた長編5作品を残した。
今特集上映では、彼の作品の特徴となる夏のバカンスを描いた「The Castaways of Turtle Island(邦題:トルテュ島の遭難者たち)」や、列車の中で起こる出来事をコメディ調で描いた「Maine Ocean(邦題:メーヌ・オセアン)」などがラインナップ。 デジタルレストアされた長編劇映画4作品に加え、短編2作品が上映される。
自由で詩的な作品群から垣間見える、Jacques Rozierの才能。 輝く季節を軽やかに、そして大胆に切り取った世界に酔いしれて。 EUROSPACE 03-3461-0211 【JACQUES ROZIER】 RELEASE DATE:7月29日(土) ※ユーロスペース他全国で順次ロードショー FILMS: 「アデュー・フィリピーヌ」(1962) 「トルテュ島の遭難者たち」(1976) 「メーヌ・オセアン」(1986) 「フィフィ・マルタンガル」(2001) 「パパラッツィ」(1963) 「バルドー/ゴダール」(1963) WEBSITE:www.jacquesrozier-films.com
10代の記憶を喚起する少年たちの儚い物語
現実の闇を語る、新人助手のある1日
韓国の名匠の現在地を探る、詩情豊かな9作品
対話を通して考える、子どもたちと校長の哲学の授業
ニューヨークで描いた、10代の自分に捧げる物語
異素材を編み込んだ、新鮮な作品群
ソフトなシアリングで包み込む、華やかなサンダル
エレガンスに遊び心を添えた甘美なコラボレーション
写真家が探し求める、穏やかなユートピア
伝統技術で織り成す、現代的なウェア
ウェス・アンダーソン作品を想起させる、冒険心あふれる風景
今秋のフェスティバルで注目の6展示
感情と記憶を呼び起こす、安らぎの空間
強い意志が導く羽化の過程
10周年を祝した記念号が発売
Lula Japan編集部に聞いた思い出の1枚
2つのクラフツマンシップが鮮やかに輝く腕時計
軌跡と進化が織り成す「MACKINTOSH」2024年秋冬コレクション
横浪修の作品集「Assembly Teshikaga」が「Lula BOOKS」より発売
Lula Japan最新号をさらに楽しむために読みたい3冊
「CHROME HEARTS」が魅せる、シルバーの内なる美学
クラシックと遊び心が出合った、上質な新作