その後フランスに数ヶ月間滞在してシネマテーク・フランセーズに通いながら映画鑑賞に明け暮れ、帰国後の1996年に長編デビュー作「The Day a Pig Fell into the Well(邦題:豚が井戸に落ちた日)」を発表。
以降、現在に至るまで精力的に作品を発表し、世界三大映画祭を含む数々の映画祭において出品や受賞を果たし続けている。
今作の公開を記念した特集上映では、初期の名作「The Power of Kangwon Province(邦題:カンウォンドのチカラ)」(1998)や「Virgin Stripped Bare by Her Bachelors(邦題:オー!スジョン)」(2000)、Lee Hye-youngが同監督の作品で主演を務め、第74回カンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクションで上映された「In Front of Your Face(邦題:あなたの顔の前に)」(2021)など全9作品がラインナップする。