Top Photo:Assembly snow ©︎Osamu Yokonami
今後の活躍が期待される写真家やキュレーターの発掘と支援を目的とした公募型アートフェスティバル「KG+2023」が、京都市内各所にて5月14日(日)まで開催中。
京都から新たな才能を世界に送り出すことを目指し、2013年より意欲ある参加者を広く募集して展覧会を開催してきた「KG+」。 「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」との連携および同時開催を通し、参加アーティストに国内外のキュレーターやギャラリストとの出会いの場、情報発信の機会を提供し続けている。
11回目を迎えた「KG+2023」では、規模や会期、表現もさまざまな110以上の展覧会を開催。 京都市内に点在する黄色い旗が目印となって地域と来場者と作品を繋ぎ、新たな発見や交流を創出する。 展示には、デジタルカメラで撮影した新作を発表する髙橋恭司の「Void」、複雑な変化の瞬間を捉えた鈴木理策の「冬と春」、集合体を通して1つの塊の強さを浮き彫りにする横浪修の「Assembly」などがラインナップし、他にもロシア生まれのドキュメンタリー写真家 Yulia Skogoreva、宮崎県で活動を行う内倉真一郎、北京を拠点に映画監督としても活動するQuentin Shihなど、多彩な顔ぶれが揃う。
また、2019年から始まったプログラム「KG+SELECT 2023」では、国際的に活躍する審査委員会によって選出される10組のアーティストを紹介。 その中から選ばれたグランプリ1組は、2024年の「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」のオフィシャルプログラムの1つとして展覧会が開催される。 さらにKG+や協賛企業の主催による展覧会「KG+SPECIAL2023」では、キュレーションやサポートを通じてより質の高い展覧会が実現し、企業のメッセージや取り組みを示すことで作品と鑑賞者と社会を繋ぐ役割を果たしている。
京都を舞台に咲き乱れる、千差万別の才能。 エネルギーあふれる表現を通じ、未知なる世界と出会って。 KG+ kgplus.kyotographie.jp 【KG+2023】 DATE:5月14日(日)まで開催中 ※展覧会によって会期が異なります。 PLACE:京都市内各所 WEBSITE:kgplus.kyotographie.jp
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