Gerhard Richter

Top Photo:ゲルハルト・リヒター《2014年12月8日》 2014年 ゲルハルト・リヒター財団蔵 油彩、写真 10.0×14.8cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)
Top Photo:ゲルハルト・リヒター《エラ(CR: 903-1)》 2007年 作家蔵 油彩、キャンバス 40×31cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)

Gerhard Richter

現代美術の巨匠が歩んだ60年

ドイツ・ドレスデン出身の現代アートの巨匠 Gerhard Richterの大規模個展「ゲルハルト・リヒター展」が、東京国立近代美術館にて6月7日(火)から10月2日(日)まで開催。

ゲルハルト・リヒター《花(CR: 764-2)》 1992年 作家蔵 油彩、キャンバス 41×51cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)
ゲルハルト・リヒター《エラ(CR: 903-1)》 2007年 作家蔵 油彩、キャンバス 40×31cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)
ゲルハルト・リヒター《4900の色彩(CR: 901)》 2007年 ゲルハルト・リヒター財団蔵 ラッカー、アルディボンド、196枚のパネル 680×680cm パネル各48.5×48.5cm  © Gerhard Richter 2022 (07062022)
ゲルハルト・リヒター《8枚のガラス(CR: 928)》 2012年 ワコウ・ワークス・オブ・アート蔵 8枚のアンテリオ・ガラス、スチール 230×160×350cm Photo: Takahiro Igarashi © Gerhard Richter 2022 (07062022)

1932年にドイツ東部のドレスデンで生まれたGerhard Richterは、ベルリンの壁が作られる直前の1961年に西ドイツへと移住し、デュッセルドルフ芸術アカデミーで学ぶ。

その後、Konrad FischerやSigmar Polkeらと「資本主義リアリズム」と呼ばれる運動を展開する中で独自の表現を発表し、現代における最重要作家として不動の地位を確立した。

油彩画から写真、デジタルプリント、ガラス、鏡まで、多岐にわたる素材が用いられた彼の作品は、具象表現や抽象表現を行き来しながら、人がものを見て認識する原理自体を表すことに一貫して根差している。

ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ(CR: 937-1)》
ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ(CR: 937-2)》
ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ(CR: 937-3)》
ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ(CR: 937-4)》
2014年 ゲルハルト・リヒター財団蔵 油彩、キャンバス 各260×200cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)

日本の美術館で16年ぶりの個展となる今展では、2022年に90歳を迎えたRichterの60年に及ぶ画業を総覧。

60s以降、Richterが挑んでは断念してきたホロコーストという主題をついに作品として完成させた、4点の巨大な抽象画から成る最重要作品「Birkenau(ビルケナウ)」も日本で初めて公開される。

ゲルハルト・リヒター《モーターボート(第1ヴァージョン)(CR: 79a)》 1965年 ゲルハルト・リヒター財団蔵 油彩、キャンバス 169.5×169.5cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)
ゲルハルト・リヒター《8人の女性見習看護師(写真ヴァージョン)(CR: 130a)》 1966/1971年 ゲルハルト・リヒター財団蔵 8枚の写真 各 95×70cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)

その他、会場では初期のフォト・ペインティングからカラーチャート、グレイ・ペインティング、アブストラクト・ペインティング、最新作のドローイングまで、彼がこれまで取り組んできた約110点が紹介され、特定の鑑賞順に縛られることなく各シリーズを往還できる空間が創出された。

ゲルハルト・リヒター《1998年2月14日》 1998年 ゲルハルト・リヒター財団蔵 油彩、写真 10.0×14.8cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)
ゲルハルト・リヒター《2014年12月8日》 2014年 ゲルハルト・リヒター財団蔵 油彩、写真 10.0×14.8cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)

美術史上に刻まれた、ドイツ最高峰の画家の足跡。
イメージの成立条件を問い直す多種多様な作品に、じっくりと対峙して。



HELLO DIAL
050-5541-8600




【Gerhard Richter】
DATE:6月7日(火)〜10月2日(日)
※月曜、7月19日(火・祝)、9月20日(火・祝)休館
※ただし7月18日(月)、9月19日(月)は開館
TIME:10:00am~5:00pm
※金曜、土曜は8:00pmまで
※入館は閉館の30分前まで
PLACE:東京国立近代美術館 1階企画展ギャラリー
ADDRESS:東京都千代田区北の丸公園3-1
ADMISSION:一般 ¥2,200、大学生 ¥1,200、高校生 ¥700
WEBSITE:richter.exhibit.jp/

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