Amedeo Modigliani

Top Photo:アメデオ・モディリアーニ 《大きな帽子をかぶったジャンヌ・エビュテルヌ》1918年、個人蔵

Amedeo Modigliani

愛と創作に人生を捧げた、夭折の画家の軌跡

大阪中之島美術館の開館記念特別展として、イタリア出身の芸術家 Amedeo Modiglianiの軌跡を辿る「モディリアーニ ─愛と創作に捧げた35年─」が7月18日(月・祝)まで開催中。

アメデオ・モディリアーニ 《若い女性の肖像》1917年頃、テート、Photo © Tate
アメデオ・モディリアーニ 《エレナ・ポヴォロスキ》1917年、フィリップス・コレクション

1884年にイタリア中部の港町 リヴォルノで生まれ、École de Parisの一員として20世紀前期のパリでPablo Picassoや藤田嗣治らと共に活躍したAmedeo Modigliani。

新たな芸術運動が展開される中、祖国で学んだ堅実な絵画技法をもとに独自の表現方法を探求し、フォルムだけでなく被写体自身の本質を捉えた人物像の制作に取り組んだ。

アメデオ・モディリアーニ 《ドリヴァル夫人の肖像》1916年頃、バーゼル美術館寄託
アメデオ・モディリアーニ 《少女の肖像》1915年頃、グレタ・ガルボ・ファミリー・コレクション
アメデオ・モディリアーニ 《大きな帽子をかぶったジャンヌ・エビュテルヌ》1918年、個人蔵

今展では、35歳という若さで亡くなったModiglianiの数少ない作品から、国内外から集められた約40点の油彩画や水彩、素描が集結し、世界初公開の「Portrait of a Girl(少女の肖像)」(グレタ・ガルボ・ファミリー・コレクション)も展示。

さらにModiglianiと親交を深めたMoïse KislingやJules Pascin、PicassoやGino Severiniなどパリで活躍した多様な芸術家の作品も堪能できる。

アメデオ・モディリアーニ 《緑の首飾りの女(ムニエ夫人)》1918年、個人蔵

世界中から集った作品と共に辿るModiglianiの軌跡。
パリが戦禍に置かれる中で成熟していった、無二の肖像芸術に心打たれて。



OSAKA CITY CALL CENTER
06-4301-7285




【Inaugural Special Exhibition Amedeo Modigliani】
DATE:7月18日(月・祝)まで開催中
※月曜休館
※ただし、7月18日(月・祝)は開場
TIME:10:00am~5:00pm
※入場は4:30pmまで
PLACE:大阪中之島美術館 5階展示室
ADDRESS:大阪府大阪市北区中之島4-3-1
ADMISSION:一般 ¥1,800、高大生 ¥1,500、小中学生 ¥500
WEBSITE:modi2022.jp

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