写真家 川村恵理の個展「都市の肌理 touch of the urban skin」が、BOOK AND SONSにて7月27日(火)まで開催中。
雑誌や広告、カタログでの撮影の他、近年は研究者やアーティストの記録撮影なども手がける川村恵理。 スタジオ勤務や写真家 久家靖秀の助手を経て2017年に独立し、昨年11月に初の写真集「都市の肌理 touch of the urban skin」を出版したことから作家としての活動を開始した。
今展では、写真集「都市の肌理 touch of the urban skin」に収録されている全40点の作品を展示。 そのすべてが再開発の進む2019年冬の渋谷で撮影されたもので、現在もこの街で目に入る風景は日々止まることなく変化し続けている。 川村は、そのような無数にある都市の構成物の移り変わりやそれに伴う人々の暮らしの様子に思いを馳せ、人体の代謝機能を想起。 本来肌を持たないはずの「都市」、そしてその「肌理」とも言える風景が浮かび上がってくる体験が、展示を通して届けられた。
私たちを取り巻く都市のパーツの連なり。 無機質な中に写る、人間生活の痕跡を確かめて。 BOOK AND SONS 03-6451-0845 【Eri Kawamura “touch of the urban skin”】 DATE:7月27日(火)まで開催中 ※水曜定休 TIME:12:00pm~7:00pm PLACE:BOOK AND SONS ADDRESS:東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番 ADMISSION FREE WEBSITE:bookandsons.com/blog/touch_of_the_urban_skin.php
カオスの中に巧みに織り込まれる生活の断片
写真作品が宿す、女性作家3名の精神
姿を変えながらも常に存在する景色
展覧会の可能性を探究する、ミニマルな美学
親密に表現された2人の絆
多彩な表情で魅せるコラボレーションスニーカー
夢幻的に紡がれる、少年少女の喪失と孤独
シンプルなパターンが生み出す唯一無二の造形
90sのムードが生んだ「何者にでもなれる服」
忘れがたい余韻を残す魂の作品群
環境と共鳴する無意識の美
残された写真を通して続く対話
鏡のように映し合う7名の作品群
甘さと鋭さの二面性が宿る、魅惑的なジュエリー
横浪修の作品集「Assembly Teshikaga」が「Lula BOOKS」より発売
Lula Japan編集部に聞いた思い出の1枚
10周年を祝した記念号が発売
「錫色」にまつわる3つのコラム - 朝吹真理子/作家