Kazumasa Harada
姿を変えながらも常に存在する景色
東京生まれの写真家 原田教正の写真集発売を記念した個展「Water Memory」が、HIKEにて7月17日(土)から8月1日(日)まで開催。
そこに存在し続ける景色とその変化を一貫した姿勢で見つめ、淡々と美しい写真に切り取る原田教正。
2020年に出版した初の写真集「Water Memory」は、過去10年にわたって撮り溜めた作品と新たに撮り下ろしたポートレートで構成され、水際に打ち寄せる波、街の片隅で健気に咲く草花、鬱蒼とした藪、幾人かの男女の肖像などにその眼差しを投影した。
今展ではさらなる撮り下ろしを含む、写真集未収録の作品も展示。
発売からこれまでに語られてこなかった「Water Memory」の指し示すところを初めて体現した場所であり、作品1枚1枚から原田の想いを垣間見ることができる。
また、会期中は展示作品のオリジナルプリントおよび写真集の販売も行われる。
姿形を変化させながら、確固としてそこにあり続けるもの。
ひんやりとした静寂の中に、原田が見出した真理が通底する。
HIKE 03-5768-7180
【Kazumasa Harada “Water Memory”】
DATE:7月17日(土)〜8月1日(日)
※火曜、水曜定休
TIME:12:00pm~6:00pm
PLACE:HIKE
ADDRESS:東京都目黒区東山1-10-11
ADMISSION FREE
WEBSITE:www.hike-shop.com