come to bauhaus!

Top Left Photo:ラースロー・モホイ=ナジ バウハウス叢書14『素材から建築へ』 1929年、ミサワホーム株式会社
Top Right Photo:オットー・リンディッヒ ココアポット 1923年、宇都宮美術館

Top Photo:ラースロー・モホイ=ナジ バウハウス叢書14『素材から建築へ』 1929年、ミサワホーム株式会社

come to bauhaus!

歴史に輝く画期的な造形教育

建築家 Walter Gropiusにより開校した造形学校バウハウスの創立100年を日本で祝した巡回展「開校100年 きたれ、バウハウス ―造形教育の基礎―」が、東京ステーションギャラリーにて7月17日(金)より開催。


1919年、ドイツの古都 ヴァイマールに開校したバウハウス。
1933年に閉鎖されるまでのわずか14年という短い活動期間だったが、実験精神に満ちあふれ、造形教育に革新をもたらしたこの学校は、今日までアートとデザインに大きな影響を及ぼしている。

ヴァルター・グロピウス バウハウス・デッサウ校舎 1925-26年 撮影:柳川智之(2015年)
フリッツ・シュライバー 学生たち(アトリエのバルコニー) 1932年頃、ミサワホーム株式会社
製図の授業 (ロッテ・ベーゼ) 撮影者不詳、ミサワホーム株式会社

バウハウスでは、Wassily KandinskyやPaul Kleeなど時代を代表する芸術家たちが教師として指導にあたったことで、優れたデザイナーや建築家が育ち、画期的なデザインが誕生した。
特に、入学した学生が最初に受ける基礎教育で教師たちが試みた授業はユニークなものだったという。

フランツ・ジィンガー 男性の裸身 (イッテンの授業にて) 1919年、ミサワホーム株式会社
パウル・クレー バウハウス叢書2『教育スケッチブック』 1925年、ミサワホーム株式会社
ヨースト・シュミット 1923年の「バウハウス展」のポスター 1923年、ミサワホーム株式会社

今展では、バウハウスの基礎教育を中心に各教師の授業内容を紹介するとともに、その一端を体験できる。
さらに、そこから発展した金属、陶器、織物、家具、印刷・広告、舞台などさまざまな工房での成果や資料およそ300点を展示。

ヨゼフ・ハルトヴィッヒ チェス・セット 1924年頃、ミサワホーム株式会社
マルセル・ブロイヤー ネスト・テーブルB9-B9c 1929年、東京国立近代美術館
ヨースト・シュミット デッサウ市の案内パンフレット(裏表紙) 1930年、ミサワホーム株式会社
オットー・リンディッヒ ココアポット 1923年、宇都宮美術館

また、日本からバウハウスに入学した水谷武彦、山脇巌、山脇道子、大野玉枝の作品と資料を紹介。
4名の活動が一堂に集められるのは今回が初めての機会となる。


既成概念を破り、現在のデザインの基礎を創ったバウハウスの教育。
歴史に輝くその画期的な活動を確かめて。



TOKYO STATION GALLERY 03-3212-2485



【100th anniversary of the founding of bauhaus
come to bauhaus! –the basis of education in art and design-】

DATE:7月17日(金)~9月6日(日) ※月曜休館(8月10日、8月31日は開館)
TIME:10:00am~6:00pm ※金曜は8:00pmに閉館、入館は閉館30分前まで
PLACE:東京ステーションギャラリー
ADDRESS:東京都千代田区丸の内1-9-1
ADMISSION:一般 ¥1,200、高校・大学生 ¥1,000、中学生以下無料
※入館は日時指定制です。入館前にローソンチケットをお買い求めください。

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