Top Photo:『サン・スーシの女』 © 1982 —TF1 INTERNATIONAL – FRANCE 2 CINEMA - CCCFILMKUNST
「20世紀最高の女優」と言われるRomy Schneiderの特集「没後40年 ロミー・シュナイダー映画祭」が、Bunkamura ル・シネマにて8月5日(金)から8月25日(木)まで開催され、その他全国で順次公開される。
1938年、オーストリア・ウィーンの名門俳優一家に生まれるも、両親の離婚など不遇の幼少期を過ごしたRomy Schneider。 独立心旺盛であった彼女は14歳で俳優になることを決意し、1955年の西ドイツ映画「Sissi(邦題:プリンセス・シシー)」で后妃エリザベート役を演じたことで欧州中で愛されるスターとなる。 その後、Alain Delonとの恋愛や破産、元夫と子供の死など壮絶な人生を送りながらも話題作や傑作に出演し、死後には仏CSAの調査で「今世紀最高の女優」にも選ばれた。
没後40年を記念した今回の上映では、日本劇場初公開である「Max et les Ferrailleurs(邦題:マックスとリリー)」、「L’Enfer d’Henri-Georges Clouzot(邦題:地獄)」を含む合計7作がラインナップし、Romyの美しい眼差しを甦らせる。
いつまでも色褪ず人々を魅了する、無比の艶やかな佇まい。 映画に愛され、さまざまな物語のなかで生きたRomyに、もう1度出会って。 MERMAID FILMS 03-3239-9401 【ROMY SCHNEIDER Rétrospective - 40 ans après sa mort】 DATE:8月5日(金)~8月25日(金) PLACE:Bunkamura ル・シネマ ADDRESS:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 ADMISSION:一般 ¥1,800、学生 ¥1,500、シニア ¥1,200、中高生 ¥1,000 FILMS: 「太陽が知っている 4Kデジタルリマスター版」(1969) 「マックスとリリー」(1971) 「夕なぎ」(1972) 「離愁 4Kデジタルリマスター版」(1973) 「華麗なる女銀行家 4Kデジタルリマスター版」(1980) 「サン・スーシの女」(1982) 「地獄」(2009) WEBSITE:romyfilmfes.jp
70sコロンビアの実話から生まれた父子の回顧録
ひたむきに生き続けたフィンランドの国民的女性画家
忘れられた小さなロードムービーの傑作
「愛のシネアスト」が遺した生涯の証
身体の変化に向き合った、色彩豊かな自画像
身体と心を目覚めさせる、ラジオ体操という儀式
日常に寄り添う、晴れやかな夏のムード
国内クリエイターによるファッションストーリー3選
「me ISSEY MIYAKE」が描写する時間
「CHANEL」のもとで響き合う3つの個性の秘密
パリの鬼才監督が残した、長編アニメーション3作品
カルガリーを舞台に描く多様な人間像
新たな可能性を開く、「自由」の価値観
少女と大人の間にある混沌
三者の表現が構築する、今だけの空間
都市の二面性が織り成す、折衷的なスタイル
デザイナー 若林亜希子が「Duality」を紐解く
田中雅也「Duality」のエキシビションをレポート
ポーランドの注目デザイナーが紡ぐ、身にまとう芸術
作品集「Duality」が体現する田中雅也の写真表現
「NARS」が描く甘美なクリエイション
田中雅也による初の写真集「Duality」が「Lula BOOKS」より発売
最新号の内容を紹介
スペシャルムービーが伝える最新号の物語
優美な動きに映る「CHROME HEARTS」の洗練されたスピリット
春風と「THE ROW」が描く麗らかな姿
「ISSEY MIYAKE」が伝える紙と草花の美しさ
春光を浴びて色めく杉咲花と「NARS」の多彩な共演
「YOHEI OHNO」が語る、創造の歩み