Top Photo:©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
ギリシャ出身の映画監督 Yorgos Lanthimosによる映画「Poor Things(邦題:哀れなるものたち)」が、1月26日(金)より全国で順次公開。
第80回ヴェネチア国際映画祭でワールドプレミア上映され、10分以上のスタンディング・オベーションで会場を熱狂の渦に包み込んだ待望の作品が、ついに日本で公開を迎える。 原作はスコットランドの作家 Alasdair Grayの小説「Poor Things(哀れなるものたち)」。 物語は、自ら命を絶った不幸な若き女性 Bellaが、天才外科医 Godwin Baxterの手によって奇跡的に蘇生することから始まる。 蘇ったBellaは「世界を自分の目で見たい」という強い欲望に導かれ、放蕩者の弁護士 Duncanの誘いに乗り、壮大な大陸横断の旅へ。 時代の偏見から解き放たれ、平等と解放を知った彼女は驚くべき成長を遂げていく。
監督を務めたのは、1973年にアテネで生まれ、2009年に「Dogtooth(邦題:籠の中の乙女)」で長編デビューを果たしたYorgos Lanthimos。 初の英語作品「The Lobster(邦題:ロブスター)」はカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞し、アカデミー賞最多の10部門でノミネートされた「The Favourite(邦題:女王陛下のお気に入り)」は全世界で大ヒットを記録した。
主人公のBellaを演じるのは、「La La Land(邦題:ラ・ラ・ランド)」でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、今作ではプロデューサーとしても名を連ねるEmma Stone。 Lanthimos監督とは「The Favourite」以来のコラボレーションが実現した。 また、天才外科医のGodwinを名優 Willem Dafoe、Bellaを大陸横断の旅に連れ出すDuncanを、AvengersシリーズのHulkで知られるMark Alan Ruffaloが演じ、豪華なキャストが脇を固める。
平等と自由を知る、壮大な冒険の旅。 黄金のタッグが描く、未体験の驚きに満たされて。 SEARCH LIGHT PICTURES www.searchlightpictures.jp 【Poor Things】 RELEASE DATE:1月26日(金) ※全国順次ロードショー WEBSITE:www.searchlightpictures.jp/movies/poorthings
柔らかな陽光の中で募る葛藤と愛の物語
喪失と再生の旅を描いた青春映画
唯一無二の存在感を放つ香港映画監督の原点
22年の時を経て蘇る、伝説の青春映画
今週のおすすめアート
静寂と余白の美意識に満ちた空間をレポート
ソウルで撮影された2つの写真集
レッスンの合間の穏やかなひと時
「me ISSEY MIYAKE」が描写する時間
「CHANEL」のもとで響き合う3つの個性の秘密
パリの鬼才監督が残した、長編アニメーション3作品
カルガリーを舞台に描く多様な人間像
新たな可能性を開く、「自由」の価値観
少女と大人の間にある混沌
三者の表現が構築する、今だけの空間
都市の二面性が織り成す、折衷的なスタイル
デザイナー 若林亜希子が「Duality」を紐解く
田中雅也「Duality」のエキシビションをレポート
ポーランドの注目デザイナーが紡ぐ、身にまとう芸術
作品集「Duality」が体現する田中雅也の写真表現
「NARS」が描く甘美なクリエイション
田中雅也による初の写真集「Duality」が「Lula BOOKS」より発売
最新号の内容を紹介
スペシャルムービーが伝える最新号の物語
優美な動きに映る「CHROME HEARTS」の洗練されたスピリット
春風と「THE ROW」が描く麗らかな姿
「ISSEY MIYAKE」が伝える紙と草花の美しさ
春光を浴びて色めく杉咲花と「NARS」の多彩な共演
「YOHEI OHNO」が語る、創造の歩み