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本当の自分を探す子どもの葛藤と寄り添う家族の姿を描いた映画「20000 Species of Bees(邦題:ミツバチと私)」が、1月5日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷その他全国で順次公開。
男性として生まれた自分の性別に思い悩む8歳の「私」と、その周囲でどう接したら良いのか葛藤する家族の視点が織り込まれ、それぞれの考え方で人生を生き抜く姿を映した本作。
夏のバカンスでフランスからスペインにやって来たある家族。母 Aneの子ども Cocó(バスク地方では「坊や」を意味する)は男性的な名前「Aitor」と呼ばれることに抵抗感を示すなど、自身の性をめぐる周囲からの扱いに悩み、心を閉ざしていた。 そんな中、叔母が営む養蜂場でミツバチの生態を知ったCocóは、蜂やバスク地方の豊かな自然に触れることで心を解いていく。 そしてある日、自分の信仰を貫いた聖Lucíaのことを知り、Cocóもそのように生きたいという思いが日に日に強くなっていく。
主演を務めたSofia Oteroは、当時9歳にして子どもが抱える孤独や不安を清らかに表現し、第73回ベルリン国際映画祭において、史上最年少で最優秀主演俳優賞を受賞。 ベルリン国際映画祭が2020年に男優賞・女優賞の廃止を発表し、翌年から性的区別のない主演俳優賞、助演俳優賞を新設した取り組みを体現する形となった。 本作で長編デビューをした監督のEstibaliz Urresola Solagurenは、トランスジェンダーというテーマだけでなく、母、祖母ら3世代の視点を交えて、「家族との関係が、自分探しの旅にどう影響するのかを探りたかった」と語っている。
緑豊かな美しい景色に包まれながら、自分探しの旅に出るCocóとその家族。 悩みながらも真っ直ぐに人生を歩む子どもと家族の愛に胸を打たれて。 UNPLUGGED 03-6434-7460 【20000 Species of Bees】 RELEASE DATE:1月5日(金) ※ヒューマントラストシネマ渋谷その他全国で順次ロードショー WEBSITE:unpfilm.com/bees_andme/
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