Picnic at Hanging Rock

Top Photo:© PICNIC PRODUCTIONS PTY.LTD.1975

Picnic at Hanging Rock

50年以上語り継がれる神秘的な物語

オーストラリアの名匠 Peter Weirが1975年に制作した「Picnic at Hanging Rock(邦題:ピクニック at ハンギング・ロック)」の4Kレストア版が、5月3日(金・祝)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下他全国で順次ロードショー。




寄宿制女子学校の生徒たちが岩山 ハンギング・ロックを訪れた際に起きた、3人の生徒と1人の女教師の失踪事件。
1967年に発表された同名小説を基に映画化された「Picnic at Hanging Rock」は、当時批評家や観客の間で実話かどうか大きな波紋を呼び、大きな混乱をもたらしたその謎は今もなお解けていない。

またSofia Coppolaの長編デビュー作「The Virgin Suicides(邦題:ヴァージン・スーサイズ)」に直接的な影響を与え、ファッション界ではRaf SimonsやAlexander McQueenもインスピレーション源として言及するなど、今日まで広く語り継がれる神話的傑作でもある。

監督のPeter Weirは本作でその名を世界に知らしめ、Mel Gibson、George Millerと並んで、「オーストラリアニューウェーブ」を代表する監督となった。

© PICNIC PRODUCTIONS PTY.LTD.1975
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物語の始まりは1900年2月14日のセイントバレンタインデー。

寄宿制女子学校 アップルヤード・カレッジの生徒たちは2人の教師と共に岩山 ハンギング・ロックへ出かける。
規律正しい生活を送ることを余儀なくされる生徒たちにとって、束の間の息抜きとなるピクニックは待ち望んでいたものだった。

岩山では力の影響からか、教師たちの時計が12時ちょうどで止まってしまう不思議な現象が起こる。
その後、岩の数値を調べるため山に登った生徒 Marion、Miranda、Irmaと教師 McCrawが忽然と姿を消してしまう。

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Weirは公開から20年以上を経て、自身の手で再編集した107分のディレクターズ・カット版を制作。

オリジナル・ネガフィルムはオーストラリア国立映像音響資料館に保存されており、今回WeirとRussell Boyd撮影監督の監修のもと4Kスキャンによる修復が行われた。

© PICNIC PRODUCTIONS PTY.LTD.1975
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フィクションとノンフィクションの狭間を彷徨う、ベールに包まれた事件。
未だ解けぬ美しい謎が、製作から約50年の時を経て鮮やかに蘇る。



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【ピクニック at ハンギング・ロック 4Kレストア版】
RELEASE DATE:5月3日(金・祝)
※Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下他全国で順次ロードショー
WEBSITE:picnic-at-hanging-rock-jp.com

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