Top Photo:ⓒ 2020 El Planeta LLC All rights reserved
現代アーティストとして注目を集めるAmalia Ulmanが監督・主演を務めた映画「El Planeta(邦題:エル プラネタ)」が、1月14日(金)より渋谷ホワイトシネクイント、新宿シネマカリテ他全国で順次公開。
2014年、InstagramとFacebookを用いたパフォーマンスアート「Excellences & Perfections」で自身と同年代であるミレニアル世代の現実と虚構を鋭く描き、一躍脚光を浴びたAmalia Ulman。 その後も自ら被写体となりながら次々と作品を発表し、「GUCCI」が企画するデジタルプロジェクト #GucciGramへの抜擢やForbes 30 Under 30への選出など、その類稀なるファッションセンスも相まって話題を集めてきた。
Amaliaが監督から脚本、主演、プロデュース、衣装デザインまで務めた今作は、自身の母親を起用し、故郷のスペインを舞台に、自らの貧困体験を織り交ぜ生み出した物語。 ロンドンでの学生生活を終えて帰郷した駆け出しのスタイリスト Leonorと、アパート退去を迫られ破産寸前の状況にある彼女の母親が、身分不相応に「SNS映え」するスタイリッシュな暮らしを目指す姿が描かれた。
厳しい生活を生き抜こうとする2人は滑稽ながらもどこか身近に感じられ、「リアル」と「虚構」の境界線上を歩く若者世代の心の声や現代特有の閉塞感が、見事な勇気とユーモアによって表現された1本となっている。
現代社会を象徴するアーティストが贈るセルフィー映画。 虚飾にまみれた危うくも愛おしい母娘の奮闘が、究極のリアリティを映し出す。 SYNCA 03-6434-1524 【El Planeta】 RELEASE DATE:1月14日(金) ※渋谷ホワイトシネクイント、新宿シネマカリテ他全国で順次公開 WEBSITE:synca.jp/elplaneta/
孤高の映画作家が遺した、魂揺さぶる4作品
「普通で完璧」な家族の幸せ
色鮮やかに蘇る、ロードムービーの名作たち
悲しくも幸福な輝きを放つ、姉弟の冒険
今週のおすすめアート
2025年最も注目された書籍
「瑠璃色」にまつわる3つのコラム - 五十嵐耕平/映画監督
2025年最も注目された作品
時代を映し続けてきたウズベキスタン映画の軌跡
「CHANCE」をテーマにした特別号の表紙2種が公開
聖夜の情景を見つめるストール
浮遊の中から生まれる強さ
海の気配と共に紡ぐ、1つの序章
旅とプリーツが紡ぐ衣服の軌跡
香りと潤いを届けるボディミスト
日常にある柔らかな瞬間
メンズアイテムが描く新しい輪郭に包まれて。杉咲花が魅せるダウンコートの今。
繊細なディテールに宿る眼差し
最新号の内容を紹介
世にも美しい名作たち 04
光と影のあわいに宿る「CHROME HEARTS」のアイウェア
杉咲花と「TATRAS」が軽やかに今をまとう、ダウンコートの新しい着こなし
世にも美しい名作たち 03
小さな雨の日の物語
矛盾から紡ぐ「AKIKOAOKI」の服作り
思い込みが形作る色や形の意味
そばに在り続ける、純白の雪景色
デザイナー 若林亜希子が「Duality」を紐解く
田中雅也「Duality」のエキシビションをレポート
ポーランドの注目デザイナーが紡ぐ、身にまとう芸術
作品集「Duality」が体現する田中雅也の写真表現
田中雅也による初の写真集「Duality」が「Lula BOOKS」より発売
「YOHEI OHNO」が語る、創造の歩み