Tsubaki-kai 8

Top Photo:Nerhol 《Trifolium repens》 2022
Inkjet paper 撮影:加藤健

Tsubaki-kai 8

6組のアーティストが探求する新しい世界

同時代のアーティストたちによる作品を通じ、不確かさの中の豊かさを模索するグループ展「ツバキカイ 8」の第2回「第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界 2nd SEASON “QUEST”」が、資生堂ギャラリーにて12月18日(日)まで開催中。

ミヤギフトシ 《Writing a Letter》 2022  シングルチャンネルヴィデオ(無音) 3分37秒 撮影:加藤健
Nerhol 《Trifolium repens》 2022 Inkjet paper 撮影:加藤健
宮永愛子 《スーツケース 「海の資」》 2022 ナフタリン、スーツケース、ミクストメディア 撮影:加藤健

1947年、第2次世界大戦によって一時中断された資生堂ギャラリーの活動が再開するにあたって誕生したグループ展「椿会」。
アートは人々に希望を与え、勇気をもたらすという信念のもと、戦争や災害、不況などで世の中が閉塞状況にある時にも再興を願って開催され、これまで計86名もの作家が参加をしてきた。

杉戸洋  マンゴーの種 撮影:加藤健
中村竜治 《ホース》 2022 ホース 撮影:加藤健

2021年にスタートした「ツバキカイ 8」は、2023年まで3年間をかけ、アフターコロナの新しい世界について考えていくという試み。
メンバーには杉戸洋、中村竜治、Nerhol、ミヤギフトシ、宮永愛子、目[mé]という、今の時代を代表する6組のアーティストが名を連ねる。

目[mé] 《Acrylic gas T-2M#7》 樹脂、アクリル他 撮影:加藤健

2回目となる今展は「探求/Quest」をテーマとし、メンバー同士のコラボレーションや異分野の専門家との交流を通じて、初年に生まれた問いや気づきを探求。

またウェブサイトでは、幾度もミーティングを重ね、浮かび上がった「内と外」、「豊かな生活」という新たなキーワードと共に、それぞれの表現とメンバーたちとの関係性を図りながら展覧会を作っていく、そのプロセスも公開されている。

会場風景 撮影:加藤健

アーティストたちの眼差しにも変化を与えた、大転換の時代。
広く深い探求の先に彼らが見る、新たな景色を共にして。



SHISEIDO GALLERY
03-3572-3901




【Tsubaki-kai 8: This New World 2nd SEASON “QUEST”】
DATE:12月18日(日)まで開催中
※月曜休館
TIME:11:00am~7:00pm
※日曜、祝日は6:00pmまで
PLACE:資生堂ギャラリー
ADDRESS:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル 地下1階
ADMISSION FREE
WEBSITE:gallery.shiseido.com/jp/tsubaki-kai/

SHARE

PICK UP