Top Photo:Nerhol 《Trifolium repens》 2022 Inkjet paper 撮影:加藤健
同時代のアーティストたちによる作品を通じ、不確かさの中の豊かさを模索するグループ展「ツバキカイ 8」の第2回「第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界 2nd SEASON “QUEST”」が、資生堂ギャラリーにて12月18日(日)まで開催中。
1947年、第2次世界大戦によって一時中断された資生堂ギャラリーの活動が再開するにあたって誕生したグループ展「椿会」。 アートは人々に希望を与え、勇気をもたらすという信念のもと、戦争や災害、不況などで世の中が閉塞状況にある時にも再興を願って開催され、これまで計86名もの作家が参加をしてきた。
2021年にスタートした「ツバキカイ 8」は、2023年まで3年間をかけ、アフターコロナの新しい世界について考えていくという試み。 メンバーには杉戸洋、中村竜治、Nerhol、ミヤギフトシ、宮永愛子、目[mé]という、今の時代を代表する6組のアーティストが名を連ねる。
2回目となる今展は「探求/Quest」をテーマとし、メンバー同士のコラボレーションや異分野の専門家との交流を通じて、初年に生まれた問いや気づきを探求。 またウェブサイトでは、幾度もミーティングを重ね、浮かび上がった「内と外」、「豊かな生活」という新たなキーワードと共に、それぞれの表現とメンバーたちとの関係性を図りながら展覧会を作っていく、そのプロセスも公開されている。
アーティストたちの眼差しにも変化を与えた、大転換の時代。 広く深い探求の先に彼らが見る、新たな景色を共にして。 SHISEIDO GALLERY 03-3572-3901 【Tsubaki-kai 8: This New World 2nd SEASON “QUEST”】 DATE:12月18日(日)まで開催中 ※月曜休館 TIME:11:00am~7:00pm ※日曜、祝日は6:00pmまで PLACE:資生堂ギャラリー ADDRESS:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル 地下1階 ADMISSION FREE WEBSITE:gallery.shiseido.com/jp/tsubaki-kai/
職人たちの「手」が紡ぐ物語
躍動した流れの中にある「静」
所持品に眠るカンボジアの記憶
時代を創った椅子と建築が伝えること
厨房の中で描かれる、世界の縮図
五感を魅了する、余韻あるリップバーム
田中雅也「Duality」写真展が神戸で開催
新たな可能性を開く、「自由」の価値観
デザイナー 若林亜希子が「Duality」を紐解く
田中雅也「Duality」のエキシビションをレポート
ポーランドの注目デザイナーが紡ぐ、身にまとう芸術
作品集「Duality」が体現する田中雅也の写真表現
自由について問う「もう1つの部屋」
記憶に咲く甘さ
シルエットを再解釈した、新たなクラシック
オノ・ヨーコによる、不在と存在の詩的な交錯
ライススタイルを洗練させる、美しさの土台
「NARS」が描く甘美なクリエイション
田中雅也による初の写真集「Duality」が「Lula BOOKS」より発売
最新号の内容を紹介
スペシャルムービーが伝える最新号の物語
優美な動きに映る「CHROME HEARTS」の洗練されたスピリット
春風と「THE ROW」が描く麗らかな姿
「ISSEY MIYAKE」が伝える紙と草花の美しさ
春光を浴びて色めく杉咲花と「NARS」の多彩な共演
「YOHEI OHNO」が語る、創造の歩み