Top Photo:© Takuya Nagata
写真家 永田拓也による個展「ささやかなものたち」が、see you galleryにて9月7日(日)まで開催中。
写真家 蓮井元彦に師事後、2017年に独立し、現在は東京を拠点に活動している永田拓也。 ポートレートやファッションを中心とした活動の傍ら、ZINEの定期的な発表など、パーソナルワークを通じて静かな眼差しで写真表現を追求している。 本展には、日常に潜むユーモラスな場面や新しい家族との愛おしい時間の断片など、これまでレンズを向けてこなかった身近な光景が息づいている。
「今までの写真はどこか高姿勢だった」と自身を振り返る永田は、本展について次のように言葉を綴る。 「若い頃の写真を見返すたび、攻撃的で荒々しい眼差しに自分でも驚く。 今、日常や新しい家族のささやかな瞬間を切り取るたびに、心は穏やかに整う。 移ろう日々の中で、変わりたい自分と変わりたくない自分が、いつも静かにせめぎ合う。 かつての鋭さは薄れたかもしれないが、変わりゆく私と大切な存在が、確かにそこに刻まれている。 今を大切に、ありのままの自分に誠実に、写真を撮り続けたい」
会場では、過去の作品を含めて構成した展示に加え、同名のZINEも販売されている。 過去の苛烈さと、現在の静穏。 変化を見つめながら切り取る、力強い眼差しを見つめて。 SEE YOU GALLERY seeyougallery.com 【Takuya Nagata “Inconsequential Things”】 DATE:9月7日(日)まで開催中 TIME:12:00pm~8:00pm PLACE:see you gallery ADDRESS:東京都渋谷区広尾1-15-7 2階 ADMISSION FREE WEBSITE:seeyougallery.com/exhibitions/inconsequential-things_takuya-nagata/ 【“Inconsequential Things” by Takuya Nagata】 PRICE:¥3,500
ジュエリーデザイナーと写真家の2人展
固定概念を解きほぐす、柔らかな写真群
太陽の下で蘇る、花の生命力
多様な背景を持つ作品群から考察する社会的身体
ヨハネス・フェルメール作品の光を手がかりにした絵画
最新号の内容を紹介
伝統と若々しさが響き合う、秋のアイテム
思い込みが形作る色や形の意味
矛盾から紡ぐ「AKIKOAOKI」の服作り
秋めく季節に迎えたい「Jouete」のジュエリーコレクション
世にも美しい名作たち 02
遺影を通して示される写真の多義性
日々の断片が織り成すユニークなコレクション
柔らかに写し出されるフィンランドの地
揺るぎない姿勢で描く、身体と衣服の関係性
迷いと共にある自身の存在
そばに在り続ける、純白の雪景色
揺らぐ感情、装飾のきらめき
繊細なレースで描く、時間を越えた感覚
「me ISSEY MIYAKE」が描写する時間
「CHANEL」のもとで響き合う3つの個性の秘密
デザイナー 若林亜希子が「Duality」を紐解く
田中雅也「Duality」のエキシビションをレポート
ポーランドの注目デザイナーが紡ぐ、身にまとう芸術
作品集「Duality」が体現する田中雅也の写真表現
「NARS」が描く甘美なクリエイション
田中雅也による初の写真集「Duality」が「Lula BOOKS」より発売
スペシャルムービーが伝える最新号の物語
優美な動きに映る「CHROME HEARTS」の洗練されたスピリット
春風と「THE ROW」が描く麗らかな姿
「ISSEY MIYAKE」が伝える紙と草花の美しさ
春光を浴びて色めく杉咲花と「NARS」の多彩な共演
「YOHEI OHNO」が語る、創造の歩み