Megumi Shinozaki

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Top Photo:「EDEN」2025年 紙、ワイヤー、石

Megumi Shinozaki

永遠に咲き続ける約300輪の紙の花

東京を拠点に活動するフラワーアーティスト 篠崎恵美による個展「Gathering」が、gallery ON THE HILLの主催により代官山ヒルサイドテラス・ヒルサイドフォーラムにて2月20日(木)から3月2日(日)まで開催される。

アーティストおよびフローリストとして、独自の感性で花の可能性を引き出し続ける篠崎恵美。

四季の彩りが身近にある家庭で育った彼女は、学生時代に東京の服飾専門学校でファッションデザインを専攻する中で、ものが持つ本質や永続性について関心を抱くようになる。

その後フラワーショップでの下積みを経て、2009年に「花を棄てずに未来に繋げる」を理念に掲げるクリエイティブスタジオ edenworks を設立。
当初は店舗や在庫を持たない花屋としてクライアントワークを中心に手がけ、2015年には花の可能性を広げることをコンセプトにした週末限定のフラワーショップ edenworks bedroomをオープンした。

「GARDEN」2025年 紙、ワイヤー、石
「CAMELLIA」2025年 紙、ワイヤー、石

2017年からは、紙の花を創作するフラワーアーティストとして国内外で作品を発表。

自身が花と共に過ごしたシーンをインスピレーションとする紙の花は、「花や植物の生と死、刹那的なものと永遠なものの間の深遠な領域」を探求する彼女のクリエイションを体現する。

「IKEBANA」 2025年 紙、ワイヤー、石
「EDEN」2025年 紙、ワイヤー、石

篠崎にとって国内最大規模の展覧会となる本展では、永遠に咲き続ける花として創作された約300点の作品を展示。

春のポピーから冬のクリスマスローズまで、自然界では共に咲くことのない約100種類の花々が集い、会場全体がカラフルな花畑へと一変する。
その非現実的な世界観は、多様な個性と群像美としての調和を浮かび上がらせ、鑑賞者に新たな花の魅力を発見させてくれる。

「IKEBANA」2025年 紙、ワイヤー、石
「IKEBANA」 2025年 紙、石、樹脂

過去の記憶を紡ぐようにして造形されたアートピース。
四季折々の花が一斉に咲き誇る壮観に、心を委ねて。



GALLERY ON THE HILL
www.galleryonthehill.com



【Megumi Shinozaki “Gathering”】
DATE:2月20日(木)〜3月2日(日)
TIME:12:00pm~7:00pm
※初日は12:00pm~5:00pm
※最終日は11:00pm~5:00pm
PLACE:代官⼭ヒルサイドテラス・ヒルサイドフォーラム
ADDRESS:東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1階
ADMISSION FREE
WEBSITE:www.galleryonthehill.com/news
※2月20日(木)作家在廊予定

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