Megumi Shinozaki

Megumi Shinozaki

有機的な美しさと生命が宿る花の彫刻

「edenworks」を主宰するアーティスト 篠崎恵美による個展「WINDOW」が、白紙 HAKUSHIにて5月6日(月・祝)まで開催中。

花屋として、アーティストとして、独自の視点で花と向き合い、さまざまな手法でその魅力を表現する篠崎恵美。

今展では日本原産の紙を用い、人の手から生まれた花の造形と天然の石を合わせた作品を発表。
花の繊細な構造を単純化してグラフィカルに捉え、刹那的な美しさをトリミングした作品は、ひとつひとつが個性を持ち、まるで生命力さえも宿しているように感じられる。

花瓶に花を生けることと彫刻作品を作ることは似ているとの考えから、その中間に立って作り出された、双方にとって影響関係のある作品。

枯れない花であり、有限性を感じさせる有機的な彫刻でもあるそれらは、サイトスペシフィックな生命を表現している。

また篠崎は今展に寄せ、次のように言葉を綴った。
「窓から光が差すと
植物はその方向に背を伸ばし
やがて花を咲かせた
人の目に映るものが全て正しいのか、
とても曖昧だ
花の色、空の青さ、雲の白さ」

独自の感性で引き出された花の可能性。
儚い美しさを切り取った、世界で1つだけのアートピースが咲き誇る。



HAKUSHI
03-3409-3456



【Megumi Shinozaki “WINDOW”】
DATE:5月6日(月・祝)まで開催中
※会期中無休(通常時は月曜定休)
TIME:12:00pm~7:00pm
PLACE:白紙 HAKUSHI
ADDRESS:東京都渋谷区神宮前5-36-6 ケーリーマンション3階
ADMISSION FREE
WEBSITE:www.instagram.com/p/C5aKmMXPGuh/

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