Kyoji Takahashi
瞬きの瞬間に訪れる、自身が消えた世界
写真家兼画家の髙橋恭司による個展「まばたき」が、void+にて4月26日(土)まで開催中。
90sからCUTiEやPurpleなど、国内外のファッション・カルチャー誌や広告で際立った写真を発表し、現代まで時代を先行する写真家として広く知られている髙橋恭司。
活動初期の90s初頭には、国内美術や写真業界において当時主流だった白黒写真の美学にとらわれることなく、70sのアメリカン・ニューカラーを源流とするカラーフィルムによる写真表現を日本でいち早く確立した。
本展は、「シャッターを切る恣意的な瞬間」を、逆説的に「私が消える瞬間」として捉え直し、「自らが不在となった世界」として写真を発表。
「出してはいけないことが内包されているかのような、よそゆきでもなくドキュメンタリーでもない、さりげない、新しい感覚を想起させられた」という新作約20点を展示する。
また、髙橋とアートディレクター兼アーティストのChristophe Brunnquellによるトークイベントが、4月24日(木)に開催予定。
瞬きの間に広がる、遥か遠くの儚い光景。
作者自身が消え去った一瞬の世界を見つめて。
VOID+
03-5411-0080
【Kyoji Takahashi “まばたき”】
DATE:4月26日(土)まで開催中
※日曜、月曜定休
TIME:12:00pm~7:00pm
PLACE:void+
ADDRESS:東京都港区南青山3-16-14 1階
ADMISSION FREE
WEBSITE:x.gd/pRX0U
【Kyoji Takahashi × Christophe Brunnquell Talk Event】
DATE:4月24日(木)
TIME:6:00pm~7:30pm
PLACE:void+
ADDRESS:東京都港区南青山3-16-14 1階
ADMISSION FREE
CAPACITY:25名
WEBSITE:x.gd/3CPOo
※定員になり次第、会場内に入れない場合がございます。