写真家兼映像監督 奥山由之の作品をテーマに、4つの印刷所と4人のデザイナーがそれぞれチームを組みアートブックを制作するイベント「Print House Session」が、東京スクエアガーデンにて10月8日(日)から9日(月)まで開催される。
flotsam booksとroshin booksの共同主催による「Print House Session」は、日々当たり前のように目にする印刷が、印刷所の卓越した技術によって成り立っているということの可視化を目的としたもの。
2019年に写真家 横田大輔の作品をテーマに初開催され、今回が2回目の開催となる。
今イベントのテーマは、今年発売された奥山由之の写真集「windows」。
奥山がコロナ禍に東京の街を歩きながら、約10万枚の不透明なガラス窓を撮影した本シリーズを元に、サンエムカラーと岡崎真理子、LIVE ART BOOKSと上西祐理、東京印書館と田中義久、山田写真製版所とAaron Niehによる4つのチームが、それぞれの想像力と技術力を駆使して4種類のアートブックを制作する。