Top Right Photo:Courtesy of ANREALAGE, Photo by Yasutomo Ebisu
世界を舞台に活躍したヘア&メイクアップアーティスト 加茂克也の企画展「加茂克也 KAMO HEAD」が、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)にて6月30日(日)から9月23日(月・祝)まで開催。
1965年に福岡県に生まれた加茂克也は、ヘア&メイクアップアーティストとしてファッション誌や広告、ファッションショーなどを手がけ、国内外で幅広い活躍を見せる。 2015年には個人事務所「KAMO HEAD」を立ち上げて独立し、その後も数々のファッションシーンで華々しい功績を残した。
前衛的でありながら気品と造形美をあわせ持つ加茂のヘアメイクデザインは、モデルの顔を覆い隠したり、紙で作った鋲やバラ、砕いた鏡、大量の鳥の羽などを用いたりと斬新な表現により注目を集めた。 中でも加茂の手によるヘッドピースは、彫刻のような普遍的な美を放ち、ファッションでありつつ唯一無二のアートピースとして強い存在感をもたらした。
今展では、トップブランドのファッションショーで実際に使用したヘッドピースを中心に、多くの雑誌記事やアイデアソース、制作過程の記録、プライベートで制作していた立体作品などを展示。 加茂の創作活動を俯瞰的に楽しむことができる、初の美術館での個展となる。 またオープニングイベントとして、彼が長年ヘッドピースを手がけてきた「ANREALAGE」のファッションショーを特別に開催。 同ブランドのショーで実際に使用されたヘッドピースを身にまとったモデルがランウェイを闊歩する。 そしてショーの後は、「ANREALAGE」デザイナー 森永邦彦、本展会場構成およびショーの演出を担当した金子繁孝、作品集「KAMO HEAD」のブックデザインを担当した黒田益朗が、アフタートークにて加茂の業績を語る。 時代を彩った、人々の記憶に残るヘッドピース。 加茂克也のアイデンティティーを辿り、斬新な美しさに胸を打たれて。 MIMOCA 0877-24-7755 【Katsuya Kamo “KAMO HEAD”】 DATE:6月30日(日)~9月23日(月・祝) ※月曜、7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)休館 ※7月1日(月)、15日(月・祝)、8月5日(月)、12日(月・祝)、9月2日(月)、16日(月・祝)、23日(月・祝)は開館 TIME:10:00am~6:00pm ※入館は5:30pmまで PLACE:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 ADDRESS:香川県丸亀市浜町80-1 ADMISSION:一般 ¥950、大学生 ¥650 ※高校生以下無料 WEBSITE :www.mimoca.org/ja/exhibitions/2024/06/30/2979/ 【ANREALAGE LIMITED COLLECTION FOR KAMO HEAD】 DATE:6月30日(日) TIME:7:00pm ※開場は6:40pm PLACE:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 2階大階段 ミュージアムホール ADDRESS:香川県丸亀市浜町80-1 ADMISSION:一般 ¥2,000 WEBSITE:mimoca2024fashionshow.peatix.com
象徴的なバッグをアップデートした精巧なデザイン
穏やかな夏の水辺に映える、端整なスイムウェア
アイコニックなデザインをまとう先進的なシューズ
神秘性を秘めた、ブランド初となるサングラスライン
ニューヨークで描いた、10代の自分に捧げる物語
異素材を編み込んだ、新鮮な作品群
ソフトなシアリングで包み込む、華やかなサンダル
エレガンスに遊び心を添えた甘美なコラボレーション
写真家が探し求める、穏やかなユートピア
伝統技術で織り成す、現代的なウェア
ウェス・アンダーソン作品を想起させる、冒険心あふれる風景
今秋のフェスティバルで注目の6展示
感情と記憶を呼び起こす、安らぎの空間
強い意志が導く羽化の過程
10周年を祝した記念号が発売
Lula Japan編集部に聞いた思い出の1枚
2つのクラフツマンシップが鮮やかに輝く腕時計
軌跡と進化が織り成す「MACKINTOSH」2024年秋冬コレクション
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クラシックと遊び心が出合った、上質な新作