Top Photo:©Takeshi SUMI Top Photo:©Ichigo SUGAWARA
写真家たちの強い“好奇心”と、写真作品を通して「今という時代に向き合って欲しい」という思いから生まれたプロジェクト “東京好奇心 2018-2020” による展覧会「東京好奇心 2020 渋谷」が、Bunkamura ザ・ミュージアムにて11月12日(木)まで開催中。
“東京好奇心 2018-2020”は、3.11をきっかけに「写真という表現媒体を通じて社会のために何かできることはないか?」という思いから組織されたNPO団体「東京画」が立ち上げた国際プロジェクト。 今展は、2018年渋谷から始まり、同年パリ、そして2019年ベルリンでの展覧会・シンポジウムを経た、彼らにとっての集大成となる。 東松照明、森山大道、土田ヒロミ、野村佐紀子、Sarah Moon、鋤田正義、Michel Frapierら、100名の名だたる写真家たちによって生み出された写真作品約200点が、プロジェクト始まりの地である東京に再集結した。
“IDENTITY(自分を語る)” “DIVERSITY(他者を読み解く)” “HERE AND NOW(ここで、今、生きるということ)” “TIMELESSNESS(忘れてはいけない大切なこと、時代を超える美)”の4つのキーワードと共に、世界の在り方が表現された写真の数々。 常に変化し続けてきた東京、そこで暮らす人々、記憶の彼方に葬ってはいけない歴史、そして時代を超えて輝きを放つものたちの姿が捉えられている。過去、現在、未来の時を超え、写真家たちの眼差しを通して、自分たち自身を見つめるきっかけとなる作品にきっと出会うことができるだろう。 世界中で新しい生活様式が求められる今だからこそ考えたい、「東京」という都市において、何を大切だと感じ、美しく、また悲しく思い、そしてどんな可能性を見つけるのかということ。 私たちの好奇心が思わず揺さぶられる作品を目にすることができる、最後の機会を見逃さないで。 HELLO DIAL 03-5777-8600 【東京好奇心 2020 渋谷】 DATE:11月12日(木)まで開催中 TIME:10:00am~6:00pm ※入館は5:30pmまで PLACE:Bunkamura ザ・ミュージアム ADDRESS:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 地下1階 ADMISSION:一般 ¥1,000、大高生 ¥500(要学生証提示)、中学生以下無料 ※前売券の販売はございません。 ※障害者手帳のご提示で割引料金あり。詳細は窓口でお尋ねください。 WEBSITE:www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_curiosity
人間存在と分かち難く結びつくエコロジー
動物たちに捧げる、十人十色のクリエイション
死後に花開いた、謎多き写真家の肖像
人々の温もりに触れる、ウズベキスタンへの旅
韓国で切り取られたモトーラ世理奈の写真集
ニューヨークで描いた、10代の自分に捧げる物語
異素材を編み込んだ、新鮮な作品群
ソフトなシアリングで包み込む、華やかなサンダル
写真家が探し求める、穏やかなユートピア
伝統技術で織り成す、現代的なウェア
ウェス・アンダーソン作品を想起させる、冒険心あふれる風景
今秋のフェスティバルで注目の6展示
感情と記憶を呼び起こす、安らぎの空間
強い意志が導く羽化の過程
10周年を祝した記念号が発売
Lula Japan編集部に聞いた思い出の1枚
2つのクラフツマンシップが鮮やかに輝く腕時計
軌跡と進化が織り成す「MACKINTOSH」2024年秋冬コレクション
横浪修の作品集「Assembly Teshikaga」が「Lula BOOKS」より発売
Lula Japan最新号をさらに楽しむために読みたい3冊
「CHROME HEARTS」が魅せる、シルバーの内なる美学
クラシックと遊び心が出合った、上質な新作