John Constable

Top Photo:ジョン・コンスタブル《ウォータールー橋の開通式(ホワイトホールの階段、1817年6月18日)》 1832年発表、 油彩/カンヴァス、130.8×218.0cm、 テート美術館蔵 ©Tate
Top Photo:ジョン・コンスタブル《デダムの谷》1805-17年、油彩/カンヴァス、52.8×44.8cm、栃木県立美術館蔵

John Constable

探究の末に豊かに実らせた、瑞々しい風景画の世界

19世紀イギリスの風景画家 John Constableの大回顧展「テート美術館所蔵 コンスタブル展」が、三菱一号館美術館にて5月30日(日)まで開催中(※緊急事態宣言の延長に伴う東京都の休業要請を受け閉幕)。

ジョン・コンスタブル《ハムステッド・ヒース、「塩入れ」と呼ばれる家のある風景》1819-20年頃、油彩/カンヴァス、38.4×67.0cm、テート美術館蔵 ©Tate

自身の生活や家庭環境と密接に結びつく場所を描きながら自国の風景画を刷新し、その評価を上げてきたJohn Constable。

日本では35年ぶりとなる本回顧展では、世界有数の良質なConstableの作品群を収蔵するテート美術館から来日した大型の風景画や再評価の進む肖像画などの油彩画、水彩画、素描の約40点と同時代の画家の作品約20点に、国内で所蔵される秀作を加えた全85点を紹介。

ジョン・コンスタブル《ウォータールー橋の開通式(ホワイトホールの階段、1817年6月18日)》 1832年発表、 油彩/カンヴァス、130.8×218.0cm、 テート美術館蔵 ©Tate
J.M.W.ターナー《ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ64号》1832年、油彩/カンヴァス、91.4×122.0cm、東京富士美術館蔵 Ⓒ東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
ジョン・コンスタブル《ブライトン近郊の風車》1824年、油彩/カンヴァス、20.3×25.1cm、テート美術館蔵 ©Tate
ジョン・コンスタブル《チェーン桟橋、ブライトン》1826-27年、油彩/カンヴァス、127.0×182.9cm、テート美術館蔵 ©Tate

故郷サフォーク州の田園風景をはじめとして、家族や友人と過ごしたソールズベリー、ハムステッド、ブライトンなどの光景が表現力豊かに描かれている。

また、彼がとりわけ強く魅了されたという視界いっぱいに広がる荒野やダイナミックに変化する空の描写は、生気にあふれた空気感を鑑賞者に届ける。

ジョン・コンスタブル《雲の習作》1822年、油彩/厚紙に貼った紙、47.6×57.5cm、テート美術館蔵 ©Tate
ジョン・コンスタブル《虹が立つハムステッド・ヒース》 1836年、油彩/カンヴァス、50.8×76.2cm、テート美術館蔵 ©Tate

太陽の下で描かれた、瑞々しい作品の数々。
Constableが慈しんできた雄大な自然を体感して。



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050-5541-8600




【Constable A History of His Affections in England】
DATE:5月30日(日)まで開催中(※緊急事態宣言の延長に伴う東京都の休業要請を受け途中閉幕)
※月曜定休
※祝日・振替休日の場合、会期最終週と4月26日(月)は開館
TIME:10:00am~6:00pm
※4月中の金曜、第2水曜日は8:00pmまで開館、5月以降は公式サイトにて発表
※最終入場時間は閉館の30分前まで
※祝日を除く金曜と会期最終週平日、第2水曜日は9:00pmまで
PLACE:三菱一号館美術館
ADDRESS:東京都千代田区丸の内2-6-2
ADMISSION:一般 ¥1,900、大高生 ¥1,000(税込)
ONLINE LECTURE:5月14日(金)2:00pm~2:30pm
WEBSITE:mimt.jp/constable/
※諸事情により、開催時間や会期等について変更する場合があります。詳細は公式サイトをご確認ください。

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