Top Photo:©︎Yuki Shimizu
写真家、小説家として活動する清水裕貴の個展「岸」が、PURPLEにて3月13日(水)から24日(日)まで開催。
2007年に武蔵野美術大学映像学科を卒業し、土地の過去や伝説をリサーチしながら写真や物語を制作する清水裕貴。 2011年にはガーディアン・ガーデンが主催する1_WALLでグランプリを、2016年にはニコンサロンの三木淳賞を受賞し、木村伊兵衛写真賞にノミネートされた昨年、赤々舎から初の写真集「岸」を刊行した。
本作は、水辺の旅の写真や潮間帯に生きる架空の生物の話、水中から攫いにくる何者かとの会話、海水やかびで腐蝕させた写真で構成。 10年にわたり水辺を旅した作者は、「水は人々の生活に不可欠なものだが、同時に大きな災いをもたらす存在でもある。人は時に川を神に見立てて、海に怪物の影を見つけ、湖の水面や白波の向こうに亡くなった人を幻視した」と語る。 身投げした姫が龍神になった川、生贄が捧げられた池、毒を浄化する湖などを撮影した写真と、水神にまつわる伝承や水害などの記録。 そこに風景を語り直すようにして言葉を綴り、思いがけない他者の気配と共に新たな風景を表現した。 また展覧会に伴い、清水と写真集の制作を共にした姫野希美によるトークイベントも開催される。
蓄積された過去、重なる複数の時間軸。 語り直された写真と言葉の物語が、新しい風景を立ち上げる。 PURPLE 075-754-8574 【Yuki Shimizu “Shore”】 DATE:3月13日(水)〜24日(日) ※月曜、火曜休廊 TIME:1:00pm~8:00pm ※土曜、日曜、祝日は11:00am〜7:00pm PLACE:PURPLE ADDRESS:京都市中京区式阿弥町122-1 3階 ADMISSION FREE WEBSITE: purple-purple.com/exhibition/shimizu2024/ 【Yuki Shimizu × Kimi Himeno Talk Event “岸を囲んで”】 DATE:3月23日(土) TIME:4:00pm〜 PLACE:PURPLE ADMISSION:¥1,000 RESERVATION FROM: x.gd/kHDiC WEBSITE: purple-purple.com/event/1775/ ※事前予約制
都市の中に佇む個性豊かな公共トイレ
自身の妹を主人公にした、深い愛に包まれた作品
無二の感受性が光る、日本近代写真の金字塔
写真家が写す、静物画に描かれたガラス器
写真を通じて世界を写す、若き才能たち
自然が呼び起こす存在
感性に寄り添う香りの記憶
生命の循環を描く、都市のワイルドガーデン
ヨーロッパの今を伝える写真月間
日常を染め上げる、伝統漆器の鮮烈な朱
そばに在り続ける、純白の雪景色
辿り着いた街、異邦人の感覚
繊細なレースで描く、時間を越えた感覚
日常にひとさじの耀きを灯す、彩りの余韻
思考を巡らせ見つめる新たな世界
「COYSEIO」が映し出す、静けさの中で出会う夏
親密な友情が与えてくれたもの
モチーフに宿る不可視のもの
「me ISSEY MIYAKE」が描写する時間
「CHANEL」のもとで響き合う3つの個性の秘密
デザイナー 若林亜希子が「Duality」を紐解く
愛と強さが響き合う、自分らしさを描くウェア
田中雅也「Duality」のエキシビションをレポート
ポーランドの注目デザイナーが紡ぐ、身にまとう芸術
作品集「Duality」が体現する田中雅也の写真表現
「NARS」が描く甘美なクリエイション
田中雅也による初の写真集「Duality」が「Lula BOOKS」より発売
最新号の内容を紹介
スペシャルムービーが伝える最新号の物語
優美な動きに映る「CHROME HEARTS」の洗練されたスピリット
春風と「THE ROW」が描く麗らかな姿
「ISSEY MIYAKE」が伝える紙と草花の美しさ
春光を浴びて色めく杉咲花と「NARS」の多彩な共演
「YOHEI OHNO」が語る、創造の歩み