Top Photo:ft-001 Yuichiro Noda 2024 Lambda print 279 x 355 mm
静謐で繊細な作品群で知られる写真家 野田祐一郎の展覧会「from to」が、VAGUE KOBEにて9月30日(月)まで開催中。
2011年より活動を始めた写真家 野田祐一郎は、目には見えないものを捉えるかのように、日常に潜む空気の些細な微差や、そこに存在する時間を表出させる。 2016年から2022年までをロンドンで過ごしたのち、現在は東京を拠点に制作している。
本展は、写真を通して2つの場所を繋ぎ合わせることを目指す新たな試み。 アーティスト自身が南仏アルルの街を訪れる中で出会った景色をアルルにも拠点を持つVAGUE KOBEにて展示することで、2つの空間を結びつける。 豊かな光と石灰岩で作られた独特の色合いが特徴的な街で、野田が写した、彼自身にしか見つけられない断片。 部屋ごとに空気を変え体験の質も変化させる、現地の自然素材を活かした土壁で作られた空間と合わさることで、鑑賞者に写真とは、空間とは何かを問いかける。
写真と空間の相互作用に関する、実験的な展示。 アーティストが表現する2つの場所に共通する空気を、深く吸い込んで。 VAGUE KOBE tystudio.fr/vague/ 【Yuichiro Noda “from to”】 DATE:9月30日(月)まで開催中 ※火曜~木曜定休 TIME:12:00pm~6:00pm PLACE:VAGUE KOBE ADDRESS:兵庫県神戸市中央区海岸通9-2 チャータードビル4階 ADMISSION FREE WEBSITE:tystudio.fr/vague/
自身の精神と向き合い写された海岸風景
時を超えて感情を揺らす、写真家の強い眼差し
人間の立ち位置を問い直す、野生動物の姿
日本屈指の彫刻家が考え続けた人間の本質
親密に表現された2人の絆
多彩な表情で魅せるコラボレーションスニーカー
夢幻的に紡がれる、少年少女の喪失と孤独
シンプルなパターンが生み出す唯一無二の造形
90sのムードが生んだ「何者にでもなれる服」
忘れがたい余韻を残す魂の作品群
環境と共鳴する無意識の美
残された写真を通して続く対話
鏡のように映し合う7名の作品群
甘さと鋭さの二面性が宿る、魅惑的なジュエリー
横浪修の作品集「Assembly Teshikaga」が「Lula BOOKS」より発売
Lula Japan編集部に聞いた思い出の1枚
10周年を祝した記念号が発売
「錫色」にまつわる3つのコラム - 朝吹真理子/作家