Top Photo:《無題》(シリーズ「M/E」より)2020
写真家 川内倫子の国内の美術館で約6年ぶりとなる大規模な個展「M/E 球体の上 無限の連なり」が、東京オペラシティ アートギャラリーにて10月8日(土)から12月18日(日)まで開催される。
柔らかい光をはらんだ独特の淡い色調を特徴とし、人間や動物、あらゆる生命が持つ神秘や輝き、儚さ、力強さを撮り続ける川内倫子。 彼女のこの10年間の活動に焦点を当てた今展は、新作シリーズとなる「M/E」を中心に、未発表の作品を織り交ぜながら作品の本質に迫った。
展覧会のタイトルにもなっている「M/E」は、「母(Mother)」、「地球(Earth)」の頭文字であり、続けると「母なる大地(Mother Earth)」、そして「私(Me)」とも読むことができる。 アイスランドの火山や北海道の雪景色、コロナ禍で撮影された日常の風景など、ミクロとマクロの視点から自然の姿が写された今シリーズは、一見すると無関係に見えるものの間にも存在する繋がりを意識させる。
柔らかい光によって、等しく写された生命の輝き。 人間の命の営み、そして自然との関係を見つめ直して。 HELLO DIAL 050-5541-8600 【Rinko Kawauchi “M/E On this sphere Endlessly interlinking”】 DATE:10月8日(土)~12月18日(日) ※月曜休館(祝日の場合は開館、翌平日休館) TIME:11:00am~7:00pm ※11月3日(木)~6日(日)は10:00am~7:00pm ※入場は6:30pmまで PLACE:東京オペラシティ アートギャラリー ADDRESS:東京都新宿区西新宿3-20-2 ADMISSION:一般 ¥1,200、高大生 ¥800 ※中学生以下無料 WEBSITE:www.operacity.jp/ag/exh255/
「青の時代」から紐解く創造の軌跡
カメラには写らない1人の画家の視覚
矛盾した感情が写る故郷の記憶
自然の中で写された甘美な遊び心
精彩を放つ自然美をまとったサマーウェア
日本人デザイナーが紡ぐ3つの新鋭ブランド
過去と現在、その狭間の美しさ
自身の距離感で描き出す、ポートランドの街
「NARS」が描く甘美なクリエイション
田中雅也による初の写真集「Duality」が「Lula BOOKS」より発売
距離感を捉えた多様な風景
セルフケアの理念が紡ぐ繊細で魅惑的な世界観
服を着るという行為にまつわる静かな考察
仕立ての伝統が宿る現代のフォルム、時をまとう佇まい
作品を通じて蘇る、歴史に埋もれた少女たちの声
最新号の内容を紹介
春光を浴びて色めく杉咲花と「NARS」の多彩な共演
スペシャルムービーが伝える最新号の物語
優美な動きに映る「CHROME HEARTS」の洗練されたスピリット
春風と「THE ROW」が描く麗らかな姿
「ISSEY MIYAKE」が伝える紙と草花の美しさ