Love Fashion: In Search of Myself

Top Photo:Tomo Koizumi
ジャンプスーツ
2020年春夏
撮影:来田猛
©京都服飾文化研究財団

Love Fashion: In Search of Myself

服をまとう喜びと情熱を見つめ直す

京都服飾文化研究財団(KCI)が所蔵する衣装コレクションを中心とした「LOVE ファッションー私を着がえるとき」が、東京オペラシティ アートギャラリーにて6月22日(日)まで開催中。

J. C. de Castelbajac コート 1988年 秋冬 撮影:来田猛 ©京都服飾文化研究財団
Loewe ドレス(部分) 2022年秋冬 撮影:来田猛 ©京都服飾文化研究財団
Gaultier Paris by sacai 2021年秋冬(部分) 撮影:守屋友樹 ©京都服飾文化研究財団

本展では18世紀から現代までの衣装コレクションを、人間の欲望を照射するアート作品と共に展示。
普遍的営みの1つである服を着るという行為について、改めて思索するきっかけを与える内容になっている。

会場は、動物素材や植物柄のファッションを展示する「自然にかえりたい」、ミニマルな衣服や下着によるファッションを展示する「ありのままでいたい」など、5つのセクションから成る。

ドレス(ローブ・ア・ラ・フランセーズ)(部分) フランス 1775年(テキスタイル 1760年代) 撮影:畠山崇 ©京都服飾文化研究財団
松川朋奈 《それでも私が母親であることには変わりない》 2018年 個人蔵 撮影:加藤健 ©Tomona Matsukawa courtesy of Yuka Tsuruno Art Office

華やかな花模様が広がる18世紀の宮廷服、生き生きとした鳥があしらわれた帽子、ウエストを絞ったドレスなど作り手の熱意と美意識が凝縮されている衣服は、服を着ることによって生まれるときめきや、楽しさを共有してくれる。

「LOEWE」、「COMME DES GARÇONS」、「JIL SANDER」、「TOMO KOIZUMI」といった有数のメゾンや新進気鋭のブランドの衣服と、Wolfgang TillmansやAKI INOMATAら現代アーティストによる作品、そして今回のために制作された新作アート作品が、多様な「LOVE」のありようを提示。
また、ショップではTシャツやトートバッグなどのオリジナルグッズも販売される。

Comme des Garçons トップ、パンツ 2020年春夏 撮影:来田猛 ©京都服飾文化研究財団
Tomo Koizumi ジャンプスーツ 2020年春夏 撮影:来田猛 ©京都服飾文化研究財団

装いを通じた自己表現とその本質への問い。
人間が服を着ることの意味に心を馳せてみて。



HELLO DIAL
050-5541-8600



【Love Fashion: In Search of Myself】
DATE:6月22日(日)まで開催中
TIME:11:00am~7:00pm
※入場は6:30pmまで
PLACE:東京オペラシティ アートギャラリー
ADDRESS:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー 3階
ADMISSION:一般 ¥1,600、大・高生 ¥1,000
※中学生以下無料
※こちらの料金で同時開催の展覧会をすべてご覧いただけます。
同時開催「愛について-収蔵品展 083 寺田コレクションより」「project N 98 楊博」
WEBSITE:www.operacity.jp/ag/exh285/

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