Top Photo:Tomo Koizumi ジャンプスーツ 2020年春夏 撮影:来田猛 ©京都服飾文化研究財団
京都服飾文化研究財団(KCI)が所蔵する衣装コレクションを中心とした「LOVE ファッションー私を着がえるとき」が、東京オペラシティ アートギャラリーにて6月22日(日)まで開催中。
本展では18世紀から現代までの衣装コレクションを、人間の欲望を照射するアート作品と共に展示。 普遍的営みの1つである服を着るという行為について、改めて思索するきっかけを与える内容になっている。 会場は、動物素材や植物柄のファッションを展示する「自然にかえりたい」、ミニマルな衣服や下着によるファッションを展示する「ありのままでいたい」など、5つのセクションから成る。
華やかな花模様が広がる18世紀の宮廷服、生き生きとした鳥があしらわれた帽子、ウエストを絞ったドレスなど作り手の熱意と美意識が凝縮されている衣服は、服を着ることによって生まれるときめきや、楽しさを共有してくれる。 「LOEWE」、「COMME DES GARÇONS」、「JIL SANDER」、「TOMO KOIZUMI」といった有数のメゾンや新進気鋭のブランドの衣服と、Wolfgang TillmansやAKI INOMATAら現代アーティストによる作品、そして今回のために制作された新作アート作品が、多様な「LOVE」のありようを提示。 また、ショップではTシャツやトートバッグなどのオリジナルグッズも販売される。
装いを通じた自己表現とその本質への問い。 人間が服を着ることの意味に心を馳せてみて。 HELLO DIAL 050-5541-8600 【Love Fashion: In Search of Myself】 DATE:6月22日(日)まで開催中 TIME:11:00am~7:00pm ※入場は6:30pmまで PLACE:東京オペラシティ アートギャラリー ADDRESS:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー 3階 ADMISSION:一般 ¥1,600、大・高生 ¥1,000 ※中学生以下無料 ※こちらの料金で同時開催の展覧会をすべてご覧いただけます。 同時開催「愛について-収蔵品展 083 寺田コレクションより」「project N 98 楊博」 WEBSITE:www.operacity.jp/ag/exh285/
ドイツと江戸文化の親和性を探る歴史的個展
独創的な色彩の幻想世界で紡がれる、少女の自己受容
瞬きの瞬間に訪れる、自身が消えた世界
エレン・フライスのユニークな目線による選書フェア
今週のおすすめアート
台湾ニューシネマの巨匠が描いた家族の物語
絵画に見る、人間と虎の交換可能性
2匹の猫と織り成す柔らかな空気
「CHANCE」をテーマにした特別号の表紙2種が公開
アジア最大規模のブックフェアにLula Japanが初出展
聖夜の情景を見つめるストール
海の気配と共に紡ぐ、1つの序章
日常にある柔らかな瞬間
香りと潤いを届けるボディミスト
メンズアイテムが描く新しい輪郭に包まれて。杉咲花が魅せるダウンコートの今。
繊細なディテールに宿る眼差し
最新号の内容を紹介
世にも美しい名作たち 04
冬の装いに遊び心を添えるニットアクセサリー
光と影のあわいに宿る「CHROME HEARTS」のアイウェア
杉咲花と「TATRAS」が軽やかに今をまとう、ダウンコートの新しい着こなし
世にも美しい名作たち 03
小さな雨の日の物語
矛盾から紡ぐ「AKIKOAOKI」の服作り
思い込みが形作る色や形の意味
そばに在り続ける、純白の雪景色
デザイナー 若林亜希子が「Duality」を紐解く
田中雅也「Duality」のエキシビションをレポート
ポーランドの注目デザイナーが紡ぐ、身にまとう芸術
作品集「Duality」が体現する田中雅也の写真表現
田中雅也による初の写真集「Duality」が「Lula BOOKS」より発売
「YOHEI OHNO」が語る、創造の歩み