Top Photo:©CHANEL
写真家 堀清英の展覧会「RED」が、CHANEL NEXUS HALLにて2月20日(日)まで開催中。
堀清英は大学在学中の80sより写真に関心を抱き、カナダの写真家 Yousuf Karshに自身のポートレートを依頼したことをきっかけに本格的に写真に取り組み始めた。 その後ニューヨークの国際写真センターでの学びを経て1997年に帰国し、現在は自身の作品制作を基盤に、雑誌や広告、アーティスト撮影など幅広い分野で活躍している。 彼に多大な影響を与えてきたのは、大量消費社会を迎えた50sのアメリカで巻き起こったビートカルチャーの伝説的詩人 Allen Ginsberg。 原始への回帰や人間性の回復を促すGinsbergの著作「HOWL」への応答として、堀は東日本大震災後、アイロニカルな視線を現代社会に向けて制作したシリーズ「re;HOWL」を発表している。
今展では、初公開となる「RED」シリーズを中心に、90s以降に撮り溜めてきた作品群や、創作活動の原点とも言える手製のフォトブックなどを3部構成で紹介。 「RED」では視線の向ける先を自己の内へと転じ、「“私”とは何者か?」という問いへの答えが追求された。
思想や生きざまを織り込んだ、雄弁なピクチャーポエム。 徹底的な探求の道程を辿って。 CHANEL NEXUS HALL 03-6386-3071 【“RED” Kiyohide Hori Photo Exhibition】 DATE:2月20日(日)まで開催中 TIME:11:00am~7:00pm PLACE:CHANEL NEXUS HALL ADDRESS:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階 ADMISSION FREE WEBSITE:nexushall.chanel.com/program/2022/red/ ※混雑時、入場制限あり
日々紡いでいく暮らしの中で描かれた幸せの風景
好奇心を刺激する野鳥たちの沈黙
修復によって現れたフェルメールのキューピッド
師弟関係における美学の継承と転移
今週のおすすめアート
新たな生命を吹き込まれた伝統家具
泡沫の少女時代を写した作品集
子どもたちの姿に宿る自然のピュアリティ
モダニズム建築の巨匠の円熟期回顧展
美しい装飾が奏でる、深く穏やかなエレガンス
放課後に訪れる自分だけの時間
プレイフルな色彩が揃う、柔軟なスニーカー
半世紀の時を経て公開される革新的なラブストーリー
驚きと喜びで捉える色彩の顕れ
多様な編み技術を用いたレッグウェア
タイムレスな魅力を放つ「GIVENCHY」の名品バッグ
「錫色」にまつわる3つのコラム - 朝吹真理子/作家
透明な静けさの中に映る、相反するきらめき
10周年を祝した記念号が発売
「ME ISSEY MIYAKE」が描き出す「日日是好日」の心
アートディレクターと写真家が交わす美しき対話
Lula Japan編集部に聞いた思い出の1枚
横浪修の作品集「Assembly Teshikaga」が「Lula BOOKS」より発売