Grandma Moses

Top Photo:アンナ・メアリー・ロバートソン・“グランマ”・モーゼス 《村の結婚式》1951年 ベニントン美術館蔵 © 2022, Grandma Moses Properties Co., NY
Top Photo:庭で絵を描くグランマ・モーゼス 1946年 
写真:Ifor Thomas(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託)© 2022, Grandma Moses Properties Co., NY

Grandma Moses

日々紡いでいく暮らしの中で描かれた幸せの風景

Grandma Mosesの愛称で親しまれたニューヨークの画家 Anna Mary Robertson Mosesの「生誕160年記念 グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生」が、世田谷美術館にて2月27日(日)まで開催中。

アンナ・メアリー・ロバートソン・“グランマ”・モーゼス 《シュガリング・オフ》1955年 個人蔵(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託)© 2022, Grandma Moses Properties Co., NY
アンナ・メアリー・ロバートソン・“グランマ”・モーゼス 《農場の引越し》1951年 個人蔵(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託)© 2022, Grandma Moses Properties Co., NY
アンナ・メアリー・ロバートソン・“グランマ”・モーゼス《キルティング・ビー》1950年 個人蔵(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託) © 2022, Grandma Moses Properties Co., NY
アンナ・メアリー・ロバートソン・“グランマ”・モーゼス 《村の結婚式》1951年 ベニントン美術館蔵 © 2022, Grandma Moses Properties Co., NY

70代で本格的に絵を描き始め、80歳の時に初めて個展を開き、無名の農婦から一躍人気作家となったGrandma Moses。

身近な出来事や自然への温かな眼差しを映した作風とそのユニークなキャリアは、大恐慌や第2次世界大戦を経験し疲弊していたアメリカの人々の心を捉え、日本でも80sに初めて紹介されて以来、根強いファンが多くいることで知られている。

アンナ・メアリー・ロバートソン・“グランマ”・モーゼス 《初めての自動車》1939年以前 個人蔵(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託)© 2022, Grandma Moses Properties Co., NY
アンナ・メアリー・ロバートソン・“グランマ”・モーゼス 《海辺のコテージ》1941年 個人蔵(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託)© 2022, Grandma Moses Properties Co., NY

生誕160年を記念して企画され、国内で開催される回顧展としては16年ぶりとなる今展では、最初期の作品から100歳で描いた絶筆、また愛用品や関連資料まで、日本初来日を含む約130点が4章構成によって紹介される。

庭で絵を描くグランマ・モーゼス 1946年  写真:Ifor Thomas(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託)© 2022, Grandma Moses Properties Co., NY

たくましく誠実に、素敵な100年を生きたGrandma Mosesの世界。
農村の自然や素朴な暮らしの息吹を感じて。



SETAGAYA ART MUSEUM
03-3415-6011




【Celebrating the 160th Anniversary of Her Birth GRANDMA MOSES: A Retrospective Exhibition】
DATE:2月27日(日)まで開催
※月曜休館(祝・休日の場合は開館、翌平日休館)
TIME:10:00am〜6:00pm
※入場は5:30pmまで
PLACE:世田谷美術館 1階展示室
ADDRESS:東京都世田谷区砧公園1-2
ADMISSION:一般 ¥1,600、65歳以上 ¥1300、大学・高校生 ¥800、中学・小学生 ¥500
WEBSITE:www.grandma-moses.jp/

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