HOMMENA 2026AW

HOMMENA 2026AW

無償の愛を見つめ直すコレクション

「HOMMENA」が、2026年秋冬コレクションを発表。

ブランド名の「HOMMENA」は、フランス語で「男性」を意味する「homme」に「a」を加え、イタリア語の女性名詞の形式を採用した造語。

精神的な性は固定されたものではなく、グラデーションのように広がるものという視点から、マスキュリニティとフェミニニティの間に生まれる揺らぎを捉える。
生まれ持った身体構造に目を向けたその衣服は、まとう人を最も美しく見せる。

「I’m Mama’s Boy」と題された今コレクションのテーマは「無償の愛」。
デザイナー 加藤大地は、アーティスト 植田工の作品「A Mother and A Child」がまとう温かく柔らかな空気に触れた時、幼い頃の記憶が呼び起こされたという。

そして実家に戻りアルバムを見返す中で、よく怒られていたという記憶が強く残っていた母との関係が、写真の中では常に笑顔であったことに気づく。
当時は意識することのなかった愛情や絆を、時間を経た今改めて見つめ直すことが今コレクションの出発点となっている。

うまく着られていない服を整えてくれた記憶や、特別な言葉がなくてもそばにいてくれた安心感。
そうした幼い頃の時間を手がかりに、服の構造やディテールが形作られた。

一方で、愛は温かさだけではなく、時に重く感じたり、離れたくなることもある。
そうした感情の揺らぎの表現が、コレクションに全体にどこか緊張感をもたらしている。

穏やかにほどかれていく、しまい込まれていた記憶。
大切にされていた時間に、静かに目を向けて。



HOMMENA
www.hommena.com

SHARE

PICK UP