Top Photo:©Gilbert ROY ELLE
「CHANEL」が、映画作品の保存や修復、配給を目的としたパリの文化施設 Cinémathèque françaiseと手を携え、巨匠 Jean-Luc Godardの作品を網羅した回顧上映を3月1日(日)まで開催する。
自由とモダニティを体現したフランスの映画運動 ヌーヴェルヴァーグの代名詞として、世界中で親しまれているJean-Luc Godard。 Jean-Paul BelmondとJean Seberg演じる恋人たちの逃避行を描き、一世を風靡した不朽の名作「À bout de souffle(邦題:勝手にしやがれ)」をはじめ、あらゆるジャンルの芸術との対話を繰り広げながら、これまでに200本を超える作品を発表している。 ありありと映し出されたパリの息遣いや、エスプリ薫る瀟洒なファッションで人々の心を掴んで離さないその作品群は、絶えず映像の持つ力を問い直すとともに、繰り返し映画の在り方を改革し続けてきた。
「CHANEL」とCinémathèque françaiseとのパトナーシップのもとに実現した今上映会は、Godardのミューズとしても知られ、Gabrielle Chanelがその名を授けた、ヌーヴェルヴァーグを代表する女優 Anna Karinaに敬意を表して開催。 1930年代よりGabrielleがきっかけとなって始まった「CHANEL」の映画界との親密な結びつき、そして一部の映画監督や女優との特別な絆に、メゾンが改めて光を当てた。 昨年12月に惜しまれつつ逝去したAnnaが今もなお息づく、Godard映画の世界。 新たな波を起こした、色褪せることのない自由奔放な魅力に溺れて。 CHANEL CUSTOMER CARE 0120-525-519 【CHANEL×Cinémathèque française “TOUT GODARD”】 DATE:3月1日(日)まで上映中 ※火曜休館 PLACE:Cinémathèque française ADDRESS:51 Rue de Bercy, 75012 Paris WEBSITE:www.cinematheque.fr/cycle/jean-luc-godard-554.html
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