Ronan Bouroullec
一瞬の創造で生まれるドローイング
パリを拠点とするプロダクトデザイナー Ronan Bouroullecの企画展「Ronan Bouroullec Posters」が、LICHTにて11月7日(日)まで開催中。
家具、照明、花器、ジュエリーなどを世界各国のメーカーから発表し、数多くの作品がニューヨーク近代美術館やロンドン・デザイン・ミュージアムに永久収蔵されているRonan Bouroullec。
「まるで編み物のようなもの」と本人が語るドローイングは当初、Ronanにとって自身と向き合うための手段の1つだったという。
最終的な完成形を規定せずに、直感のままにマーカーで線を重ね、つけ足すことによってまた何か別のものが生まれていく。
作品の完成までに長時間の格闘を要するプロダクトデザイナーが、有機的なシルエットと陰影を一瞬の自動筆記の連鎖によって生み出すことがどのような意味を占めるのか、鑑賞者の自由な解釈を可能とする。
今展では、Ronanのドローイングポスター約20枚を紹介。
今回の企画のために撮影されたドローイングの制作風景をドキュメントした映像を公開する他、パリから到着したオリジナルの原画、貴重な画集や作品集、ポスター化されていない図案の数々が展示される。
また、会場ではポスター単体や木製フレームの注文も可能。
繊細ながらも大胆に描かれた作品群。
一瞬の創造によって生まれたドローイングに、思い思いに想像を働かせて。
LICHT
03-6452-5840
【Ronan Bouroullec Posters】
DATE:11月7日(日)まで開催中
TIME:1:00pm~6:00pm
PLACE:LICHT
ADDRESS:東京都目黒区青葉台3-18-10 2階
ADMISSION FREE
WEBSITE:item.licht-gallery.com/?pid=163816393