2012年に名門レーベル Arbutusよりデビューアルバム「Tender Opposites」をリリースし、2014年に発表したセカンドアルバム「Picture You Staring」をきっかけに話題性を高めたTOPS。

その後2018年までに2度の来日公演を行うなど各国でさらなる評価を獲得した彼らのトレードマークである、80sのソフィスティポップにきらびやかな現代的要素を加えたサウンドは、幅広いリスナーを魅了し続けている。

「I Feel Alive」は2019年に立ち上げた自主レーベル Musique TOPSよりリリースされ、ボーカル Pennyが紡ぐ文学的な歌詞が柔らかなポップチューンに憂いや深みをもたらした作品。

キーボーディストのMarta Cikojevicの加入によりパフォーマンスの自由度が増し、新たに取り入れたフルートの音色は楽曲に印象的なアクセントを加えている。

また、今作は痛みから成長する方法や自立を学ぶことで得られる強さが描かれおり、ジャケット写真ではボーカル Pennyが厳格さと脆弱さの重なる表情でレンズを見つめ、アルバム全体のテーマにも通じる生の脆さを表現した。

表題曲「I Feel Alive」はダークな色合いを持つ新しい愛への賛歌。ロマンスに伴う高揚感を歌いながらも、幸せの背後にある誰かの犠牲や愛の複雑さが正直に語られている。

シンセサイザーとメタリックなドラムが輝きを帯びる「Colder & Closer」には、混乱を極める世界で意味を追い求めることへの賛辞が込められ、社会的孤立についても想いを巡らせた楽曲となっている。

ダンサブルな光を放ちながらも、内省を促す豊かな表現力。
経験してきた苦悩が、生きることへの前向きな喜びに変わる瞬間を味わって。



【“I Feel Alive” by TOPS】
Track list：
1. Direct Sunlight

2. I Feel Alive

3. Pirouette

4. Ballads & Sad Movies
5. Colder & Closer
6. Witching Hour

7. Take Down

8. Drowning In Paradise

9. OK Fine Whatever

10. Looking To Remember

11. Too Much

12. Freeze Frame（Bonus Track）

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