David Lynch

David Lynch

「カルトの帝王」が紡いだ世界の着想源

1月15日(水)、78歳で逝去した映画監督 ・ 脚本家 David Lynch。
彼の幼少期から、名作「Eraserhead(邦題:イレイザーヘッド)」(1976)を撮るに至るまでを自ら語り尽くしたドキュメンタリー映画「David Lynch: The Art Life(邦題:デヴィッド・リンチ:アートライフ)」がアップリンク吉祥寺、アップリンク京都にて追悼特別上映される。




1946年、アメリカ・モンタナ州に生まれたDavid Lynchは、絵画から映像制作まで幅広く学び、長編映画「Eraserhead」で鮮烈な監督デビューを果たす。
その難解なストーリーや映像から「世界で最も得体の知れない監督」、「カルトの帝王」などと呼ばれ、熱狂的なファンも多く獲得。

また映像作品のみならず、絵画、立体作品、写真、音楽などさまざまな方法で表現活動を続け、2010年には美術界において権威のあるGoslar Kaiserring award for 2010を受賞した。

2018年に公開されたドキュメンタリー映画「David Lynch: The Art Life」では、幼少期の家族との思い出や、創造性を持て余した学生時代の退屈と憂鬱、後に「Mulholland Drive(邦題:マルホランド・ドライブ)」などの美術監督を務めるJack Fiskとの出会い、妻の出産、そして長編デビュー作「Eraserhead」に至るまでを自ら語り尽くしている。

劇中のLynchの言葉からは、彼の作品には過去の恐怖や苦悶の記憶が大きく反映されていることが分かる。


謎めいた世界観のもと、人々に深い影響を与えたDavid Lynch。
類い稀な才能を持った「カルトの帝王」が歩んできた道を辿って。



UPLINK
film@uplink.co.jp



【David Lynch: The Art Life】
RELEASE DATE:1月24日(金)
アップリンク吉祥寺にて公開中
1月31日(金)アップリンク京都にて公開
WEBSITE:www.uplink.co.jp/artlife

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