YBA&BEYOND: British Art in the 90s from the Tate Collection

Top Photo:ダミアン・ハースト《後天的な回避不能》1991年、テート美術館蔵
Photographed by Prudence Cuming Associates
© Damien Hirst and Science Ltd. All rights reserved, DACS/Artimage 2026

Top Photo:ジリアン・ウェアリング《ダンシング・イン・ペッカム》1994年
© Gillian Wearing, courtesy Maureen Paley, London; Regen Projects, Los Angeles and Tanya Bonakdar, New York

YBA&BEYOND: British Art in the 90s from the Tate Collection

90s英国美術を総覧する大規模展覧会

80s後半から00s初頭にかけて制作された英国美術に焦点を当てる展覧会「テート美術館 - YBA&BEYOND 世界を変えた90s 英国アート」が、国立新美術館にて2月11日(水・祝)から5月11日(月)まで開催される。

ヴォルフガング・ティルマンス《ザ・コック(キス)》2002年、テート美術館蔵
© Wolfgang Tillmans, courtesy of Maureen Paley, London; Galerie Buchholz; David Zwirner, New York
ジュリアン・オピー《ゲイリー、ポップスター》1998-99年、テート美術館蔵
© Julian Opie

1979年から1990年のMargaret Thatcher政権時代を経験し、失業率の悪化などを理由に緊張感が漂っていた英国社会。
その中で、既存の美術の枠組みを問い、作品の制作や発表において実験的な試みをする作家たちが数多く登場した。

ダミアン・ハースト《後天的な回避不能》1991年、テート美術館蔵
Photographed by Prudence Cuming Associates © Damien Hirst and Science Ltd. All rights reserved, DACS/Artimage 2026
ルベイナ・ヒミド《二人の間で私の心はバランスをとる》1991年、テート美術館蔵
Photo: Tate © Lubaina Himid. Courtesy Hollybush Gardens and Greene Naftali
ギルバート&ジョージ《裸の目》1994年、テート美術館蔵
Photo: Tate © Gilbert & George

1988年7月、Damien Hirstはロンドン東部の倉庫街で学生や卒業生の作品を発表する展覧会「Freeze」展を企画。
まったく新しい視点で素材を選び、制作し、発表の機会を積極的に開拓していった彼らは、美術史家 Michael Corrisにより「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBA)」と呼ばれ、以降その呼称が定着していった。

「YBA」や彼らと同時代のアーティストたちは、大衆文化、個人的な物語や社会構造の変化などをテーマとする独創的な作品群を発表。
その手法は絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションなど多岐にわたる。

マイケル・クレイグ=マーティン《知ること》1996年、テート美術館蔵
© Michael Craig-Martin. Courtesy the artist and Gagosian
ジェレミー・デラー《世界の歴史》1997-2004年、テート美術館蔵
Photo: Tate © Jeremy Deller

英国を代表する国立美術館の1つ テート美術館が企画する本展では、約60名の作家によるおよそ100点の作品群を展開。

政治や経済、文化の面で大きな変革を経験した90s英国における革新的な創作の軌跡が、音楽やファッションなどカルチャー全体の動きと共に辿られる。

ヴォルフガング・ティルマンス《座るケイト》1996年、テート美術館蔵
© Wolfgang Tillmans, courtesy of Maureen Paley, London; Galerie Buchholz; David Zwirner, New York
コーネリア・パーカー《コールド・ダーク・マター:爆発の分解イメージ》1991年、テート美術館蔵
Photo: Tate © Cornelia Parker. Courtesy Frith Street Gallery
ジリアン・ウェアリング《ダンシング・イン・ペッカム》1994年
© Gillian Wearing, courtesy Maureen Paley, London; Regen Projects, Los Angeles and Tanya Bonakdar, New York

展覧会は序章「フランシス・ベーコンからブリットポップへ」と、6つの章「ブロークン・イングリッシュ:ニュー・ジェネレーションの登場」、「おおぐま座:都市のイメージをつなぐ」、「あの瞬間を共有する:音楽、サブカルチャー、ファッション」、「現代医学」、「家という個人的空間」そして「なんでもないものから何かが生まれる:身近にあるもの」から構成され、それらの各章を繋ぐ重要な作品を「スポットライト」として紹介。

Hirstをはじめ、Julian Opie、Lubaina Himid、Steve McQueen、Tracey Emin、Wolfgang Tillmansなど、世界の美術史に名を刻む名匠たちの作品が集結し、音楽やサブカルチャー、ファッションの分野と呼応するうねりを追体験させる。

トレイシー・エミン《なぜ私はダンサーにならなかったのか》1995年、テート美術館蔵
© Tracey Emin
グレイソン・ペリー 《私の神々》1994年、テート美術館蔵
© Grayson Perry. Courtesy the artist and Victoria Miro
レイチェル・ホワイトリード《A:クラプトン・パーク・エステート、マンデヴィル通り、ロンドン E5;アンバーゲート・コート;ノーバリー・コート、1993年10月》1996年、テート美術館蔵
Photo: Tate © Rachel Whiteread

90s英国美術界における革命的ムーブメントの核心。
時代の熱気が、時を超えて蘇る。



HELLO DIAL
050-5541-8600



【YBA&BEYOND: British Art in the 90s from the Tate Collection】
DATE:2月11日(水・祝)から5月11日(月)まで
※火曜定休
※ただし5月5日(火・祝)は開館
TIME:10:00am~6:00pm
※金曜、土曜は8:00pmまで
※入場は閉館の30分前まで
PLACE:国立新美術館
ADDRESS:東京都港区六本木7-22-2
ADMISSION:一般 ¥2,300、大学生 ¥1,500、高校生 ¥900
※中学生以下無料
※チケットの詳細は展覧会および美術館のウェブサイトをご確認ください。
WEBSITE:ybabeyond.jp/

SHARE

PICK UP