Julian Opie

Top Photo:ジュリアン・オピー《Dance 1 figure 1 step 2.》2022年 ©︎ Julian Opie, courtesy of MAHO KUBOTA GALLERY
Top Photo:from left - ジュリアン・オピー《Dance 1 figure 1 step 2.》2022年, ジュリアン・オピー《Dance 1 figure 2 step 2.》2022年
©︎ Julian Opie, courtesy of MAHO KUBOTA GALLERY

Julian Opie

ダンスの動きで伝える人間の振る舞い

イギリスの現代美術を代表するアーティスト Julian Opieによる個展が、MAHO KUBOTA GALLERYにて11月26日(土)まで開催中。

ジュリアン・オピー《Dance 1 figure 1 step 2.》2022年 ©︎ Julian Opie, courtesy of MAHO KUBOTA GALLERY

「歩く人」、「ポーズを取る人」、「走る人」、「ポールダンサー」など、現代社会における人間の振る舞いを主題として創作を行うJulian Opie。

ミニマルで鮮やかなその作品は、現代を生きる私たちの姿を映し出すと同時に、これまで人類が営んできた本質的で普遍的な行為とも結びついている。

それは太古の昔から人々が絵画や彫刻作品として表現してきた「人が生きるということ」を、この時代で手に入る材料によって提示するという試みでもある。

from left - ジュリアン・オピー《Dance 1 figure 1 step 2.》2022年, ジュリアン・オピー《Dance 1 figure 2 step 2.》2022年 ©︎ Julian Opie, courtesy of MAHO KUBOTA GALLERY

今展は、ダンスを主題とした5点の映像作品と8点のペインティングの新作を展示。

ペインティングとLEDディスプレイによる映像作品として表現するダンサーの姿は、新しいルールによって展開される発展途上のダンスのようにも解釈でき、しばらく見つめていると、まさに生きている人の動きそのもののように見える。

またOpieの過去の作品と同様に、その動きの細部には態度や生きざま、個々の気配が感じ取れ、描かれた彼らの姿はこの地球の現在を代表する生き生きとした群像として、時代を映し出すランドスケープともなっている。

さらに、Opie初となるVRを用いた個展「OP.VR@PARCO」も、PARCO MUSEUM TOKYOにて11月14日(月)まで同時開催中(事前予約制)。
VRルーム内でゴーグルを装着することで、ダイナミックな展示を体験できる。


ダンスという身体表現が伝える人間の営み。
Opieが新たに示す時代のシーンを目撃して。



MAHO KUBOTA GALLERY
03-6434-7716




【Julian Opie】
DATE:11月26日(土)まで開催中
※日曜、月曜、祝日休館
TIME:12:00pm~7:00pm
PLACE:MAHO KUBOTA GALLERY
ADDRESS:東京都渋谷区神宮前2-4-7
ADMISSION FREE
WEBSITE:www.mahokubota.com/ja/exhibitions/3849/

【Julian Opie “OP.VR@PARCO”】
DATE:11月14日(月)まで開催中
TIME:11:00am~8:00pm
※最終日は6:00pmまで
※入場は閉場の30分前まで
PLACE:PARCO MUSEUM TOKYO
ADDRESS:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 4階
ADMISSION:¥1,500
WEBSITE:art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=1088
※事前予約制

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