ファッションフォトグラファーとしてフェミニズムにまつわるテーマを持ち、ありのままの美しさや多様な美についてさまざまなアプローチで作品を制作する大田詩織。

クライアントワークでは女性誌からブランド、広告キャンペーンの撮影まで手がけ、その活動は多岐にわたる。

昨年の夏に同ギャラリーにて開催した自身初の個展「Giant Pink Star」に続き2回目となる本展では、女性の美しさと自然の美を対比した組写真を中心に、約25点の作品を展示。

大田は本展に寄せて、次のように言葉を綴った。
「今作品は、侘び寂びや諸行無常の哲学からインスピレーションを得ている。
身体は魂が宿る場所であり、草木花と同じように人間も自然に生かされているのである。
感触、肌、自然の静けさ、迫力、時間の経過に伴う変化を観察し、
私たち人間も自然の一部であることを思い出す。
ありのままの美しさを追求し制作された本作品群は、
これまでに培ってきた作家独自のスタイルを体現している」

多様性に呼応する作家のフィロソフィー。
日本の美意識から見出された、自然と身体の美しさを目に焼きつけて。



KIYOYUKI KUWABARA ACCOUNTING GALLERY
03-3862-1780



【Shiori Ota “Ephemeral Body”】
DATE：6月1日（土）まで開催中
※日、月、火曜休廊
TIME：3:00pm～9:00pm
※最終日は6:00pmまで
PLACE：Kiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery
ADDRESS：東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビル 405
ADMISSION FREE
WEBSITE：www.facebook.com/events/1068636164657902/1068636207991231
※5月31日（金）3:00pm～9:00pm、6月1日（土）3:00pm～6:00pm作家在廊予定