Top Photo:installation view at Urawa Art Museum 2010 / photo : Norihiro Ueno
現代美術作家 渡辺英司の個展「TIME FLIES」が、OCAILLEにて11月28日(月)から12月11日(日)まで開催。
1961年に愛知県で生まれ、愛知県立芸術大学彫刻科を卒業したのち、国内外の美術館やギャラリー、芸術祭で作品を発表してきた渡辺英司。 2004年から翌年にかけては文化庁芸術家在外派遣研修員としてスコットランドに滞在し、現在は名古屋市を拠点に制作活動を行っている。 彼の近年の代表作は、図鑑や雑誌から切り抜いた蝶や植物の図像を壁や床に配したインスタレーションで、夥しい断片の総体として創出されたその空間は、精巧さと迫力の両方で鑑賞者の想像力に働きかける。
2019年、移転前の同スペースで好評を博した「a secret garden」から約3年ぶりとなる今展では、時の流れに蝶の羽ばたきを重ねた新作インスタレーションを発表。 常に手を動かし、図鑑という場所と時間に閉じ込められた蝶を解放し続ける渡辺による、新たな異世界が展開される。 また開催を記念し、会場では「a secret garden」の植物をモチーフにしたジャカードニットのオーダーもスタート。
渡辺が解き放つ、無数の蝶のダイナミズム。 音もなく羽ばたくその姿から、流れゆく時に想いを馳せて。 OCAILLE 03-6427-2079 【Eiji Watanabe “TIME FLIES”】 DATE:11月28日(月)〜12月11日(日) ※火曜休業 ※11月28日(月)、12月11日(日)は作家在場予定 TIME:1:00pm~6:00pm PLACE:OCAILLE ADDRESS:東京都港区南青山5-3-10 FROM-1st 202 ADMISSION FREE WEBSITE:ocailletokyo.com
万能の芸術家を構成したミューズたち
若きデザイナーが集う世界規模のファッション展覧会
崇高に輝くさいたま市の花々
現実と虚構の狭間に見出す「訪問者」の存在
今週のおすすめアート
さまざまな素材と技法の掛け合わせから生まれる関係
京都を舞台に写した、青春をめぐる1冊
アートディレクターと写真家が交わす美しき対話
60sに描かれた色彩豊かな少女たちの日常
日常に存在する儚い瞬間を捉えた写真集
柔らかな奥行きをまとうコラボレーションシューズ
未来への好奇心を表情に宿すニュアンスカラー
10周年を祝した記念号が発売
「宿」をテーマに昇華される生命観
オフィスでの日常に隠された内面世界
遊び心に満ちた彫刻が輝くリング
軌跡と進化が織り成す「MACKINTOSH」2024年秋冬コレクション
横浪修の作品集「Assembly Teshikaga」が「Lula BOOKS」より発売
Lula Japan編集部に聞いた思い出の1枚