90sよりエディトリアルやファッションフォトグラフィーの最前線で活躍を続ける鈴木親は、被写体の奥底から引き出される一瞬を捉えた、詩情豊かな表現が特徴。

花をテーマとした今展では、鈴木がこれまで撮り続けてきたシリーズに、2022年11月にソウルで撮影した新作、そして彼と親交のある、ソウルを拠点に活動する2人の若手写真家 Lee GunoとJEON SOLJIによる作品を組み合わせて展示する。

4年ぶりにソウルの街を訪れ、目に入ったあらゆる花を撮影したという鈴木は、「そこに存在していたソウルの花の美しさを韓国人の2人と共有していたことがとても嬉しかった」と語った。

また会場では、鈴木が編集、上西祐理がアートディレクションを手がけ、今回の展示のために制作した限定10部のZINEも販売。

その中で混ざり合う3人の作品は、誰が撮ったものか分からなくなるほどシームレスに同化している。

隣国の花に注がれた3つの眼差し。
しなやかに繋がる写真作品が、美しく儚い存在の痕跡を残す。



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【Chikashi Suzuki, Lee Guno, JEON SOLJI “Seoul Flowers”】
DATE：12月6日（火）まで開催中
※水曜定休
TIME：2:00pm～8:00pm
PLACE：flotsam books
ADDRESS：東京都杉並区和泉1-10-7
ADMISSION FREE
WEBSITE：www.flotsambooks.com