写真との意図的な関係性を発展させ、「LAMB」をはじめとするモノグラフなどを制作してきたAnthony Jamari Thomasと、写真制作を通じて都市環境の衰退と自然の関係を記録するTheophilos Constantinou。

2人は未来の環境や気候変動が世界的に深刻に懸念され始めた2018年秋、「Slow Collapse」というプロジェクトを始動し、協力的かつ学際的な交流の中で、自然や信仰、スピリチュアリティ、文明、またそれらと共存する人間という概念について考察を重ねてきた。

やがてそれは日本が持つ自然や水との関係性に辿り着き、世界を包括的に捉え、「ONE OCEAN, ALL LANDS（海は1つで世界は繋がっている）」をスローガンにピースフルな生き方をサポートする「NANAMICA」とのコラボレーションに至った。

今回発売された作品集「SLOW COLLAPSE ONE OCEAN, ALL LANDS」は、そんな両者の哲学が互いに共鳴した1冊。

写真には海の再生能力や、人間と自然の間に存在する緊張が表現され、私たちの現在の生態史に対する深い考察を示す。


鮮烈に写された、日本の壮大な地球環境。
日々の生活と共に変化する自然の生態系に考えを巡らせて。



NANAMICA
www.nanamica.com



【“SLOW COLLAPSE ONE OCEAN, ALL LANDS”】
PRICE：￥4,400
AVAILABLE TO BUY FROM：www.nanamica.com/item/7419/