MIZUIRO IND AOYAMA

MIZUIRO IND AOYAMA

静寂と余白の美意識に満ちた空間をレポート

「MIZUIRO IND」のフラッグシップショップ「MIZUIRO IND AOYAMA」が青山にオープン。
洗練と芸術性が息づく、店内の様子を特別にお届け。 

2014年のオープン以来、約11年にわたりこの街でブランドの世界観を育んできた同店。
今回は「Another Luxury Experience (新しいラグジュアリー体験)」をコンセプトに掲げ、「MIZUIRO IND」のあるべき姿を届けるというヴィジョンをより明確に体現する場所として移転オープンした。

店内は、白壁、モルタル、木、石、ミラー、ステンレスなど、無機質な素材と自然素材を組み合わせた、ミニマルな中に有機的な温かみを感じられる空間。
デザイナーと代表自身が配置にまでこだわったアートやデザイナーズ家具が随所に配され、まるでアートギャラリーのような静けさが漂う。

1階は、「MIZUIRO IND」のアパレルを中心に、小物や焼き物なども並ぶ。
展示されている栃木・益子で生まれた伝統的な陶器「益子焼」の練り込み技法による作品は、土そのものが持つ美しさと素朴な温もりに触れることができる。

静かに佇むプロダクトの数々は、ファッションやショッピングにとどまらず、訪れる人の感性にそっと寄り添う。

2階では、デザイナーズファニチャー、アンティーク家具、さらに和紙の持つ柔らかさと力強さを空間に展開するハタノワタルや、技巧的な抽象表現が魅力のフランス人作家 Marie-Thérèse Fayetらの作品が飾られる中、アパレルや雑貨、希少なOld Baccaratを販売。

インテリアの随所に登場するデザイナーズ家具は、いずれも代表とデザイナー自身がフランスで直接買いつけたもの。
50sのデンマーク家具界を支えたArne Vodderの重厚なデスクユニットや、木と籐を用いたPierre Jeanneretの「Capitol Complex Office Chair」や「Committee Armchair」など、リプロダクトではないヴィンテージ家具にこだわる姿勢が貫かれている。

また、本店ではブランド初となるユニセックスライン「MIZUIRO IND FREE PEOPLE」を国内で唯一常設で展開。

パリでの展示会「Premiere Classe 2024」で発表されたこのラインは、「MIZUIRO IND」が長年大切にしてきたフリーサイズへのこだわりを基盤に、国籍・年齢・性別を超えた自由なワードローブとして提案している。

ファッションという枠を超えて感性を刺激し、新しい価値観と出合う場所としての「MIZUIRO IND AOYAMA」。
ブランドはその先に、国内外に向けたさらなる発信を目指す。台湾やシンガポール、韓国などへの展開、そしてパリをはじめとする海外展示会を通じて、「MIZUIRO IND」が育んできた美しさをグローバルに届けていく。


「MIZUIRO IND」が描き出す新たなラグジュアリー。
洗練と自由が調和する空間で、静かに感性が目覚める。



MOTHER’S INDUSTRY
03-6804-1047


WEBSITE
mizuiroind.jp




SHARE

PICK UP