MIU MIU UPCYCLED by Catherine Martin
記憶と感性が紡ぐ、アップサイクルの美学
「MIU MIU」が、衣装デザイナー兼セットデザイナー Catherine Martinによる「MIU MIU UPCYCLED」の新作コレクションを発表。
今コレクションは、20sの写真家 Jacques Henri Lartigueの作品から着想を得た、「Marinier」、「Evening」、「Foulard」の3テーマで構成。
日常のふとした瞬間に宿る美しさを呼び起こし、過ぎ去った時間の記憶や歴史の気配をまといながら、卓越した技術と繊細な感性によって軽やかに表現している。
「Marinier」は、クラシックなレッド、ホワイト、ブルーを基調としたマリンスタイルをモチーフに、若々しい精神を表現。
ヴィンテージのデニムやボーダーTシャツをパッチワークしたジーンズやドレスに、再生ウールのニットを組み合わせることでリッチな質感のハーモニーが生まれる。
また、セーラーカラーやレースつきジャージー、赤を効かせたバレリーナシューズなど、マリンコードを遊び心と共に再解釈したアイテムが揃う。
「Evening」は20~30sのランジェリーを起点に、レイヤードや再仕立てしたスーツとの合わせでドレスを軽やかにアップデート。
ストライプリボンやカスタムクレストを配したジャケット、アンティークレースや解体したTシャツを用いたガウンは、枠にとらわれず、過去の繊細な記憶を昇華する。
「Foulard」は、ヴィンテージシルクスカーフや「MIU MIU」のプリントをあしらったホルターネックやスカートを中心とした構成。
20sにおけるリヴィエラの自由なムードを映し出している。
すべてのアイテムに、「MIU MIU UPCYCLED」のラベルとルーツを示すタグが付属。
時代を超えるスタイルと、サスティナブルな美意識が息づくコレクションとなっている。
また今コレクションでは、Martinが初めて監督を務めたショートフィルム「Grande Envie」も同時公開。
20s末から30s初頭の南フランスを舞台に、スタイルの対立と変化が入り混じる戦間期の空気感が映し出されている。
「MIU MIU UPCYCLED by Catherine Martin」は、「MIU MIU」青山店、「MIU MIU」伊勢丹新宿3階店、世界各地の一部店舗にて順次展開予定。
美しさと持続性が調和する、タイムレスなコレクション。
再構築によって記憶と技術が出合い、新たな物語を描き出す。
MIU MIU CLIENT SERVICE
0120-45-1993
WEBSITE:
www.miumiu.com/jp/ja/collections/miu-miu-upcycled/c/10515JP