17世紀前半に佐賀県有田町で生まれ、日本磁器のあけぼのの記憶を宿す初期伊万里の陶片を介した対話から芳醇した「Fragments」。

ガラス質の半透明な釉薬が創り出す朧げな佇まいを洋服へと変換した今コレクションが、前シーズンに引き続きフォトグラファー 野田祐一郎により有田の地で撮り下ろされ、モノトーンと⻘を基調に表現された。

その深淵な世界の中で、シアーなラメジャージのシリーズや、手作業による絞り染めが施されたアシンメトリーなドレス、紋様入りの型を押し当て柄を浮かび上がらせる技術「陽刻」を再解釈し、オリジナルの草花モチーフをエンボス加工したオーバーサイズシルクコットンドレスといった今シーズンを象徴するピースが静かに躍動する。

今コレクションは12月23日（土）から、「MAME KUROGOUCHI AOYAMA」、伊勢丹新宿店、公式オンラインストアをはじめ、全国の卸先にて販売予定。

有田の大地で佇立する、繊細で柔らかな輝き。
日本磁器の歴史を再解釈した美しいディテールに想いを馳せて。



MAME KUROGOUCHI
www.mamekurogouchi.com