Copyright CHANEL
「CHANEL」が、2022/2023年 メティエダール コレクションを東京ビッグサイトで発表した。
アーティスティック ディレクターのVirginie Viardが、メゾンダールの職人とクリエイティブな会話を重ね作り上げた今コレクション。 カメリア、絡み合うパール、ジュエリーやボタン、ビーズの刺繍、スパンコールといった「CHANEL」を象徴するコードに、エネルギッシュな70sからインスピレーションを得た色やモチーフが豊富に組み合わせられている。
メティエダールコレクションは昨年の12月、セネガルのダカールにある旧司法宮で初めて開催されたもの。 「CHANEL」にとってとりわけ重要とされているファッションや映画、文学、現代アート、音楽などの分野において、国際的にも影響力のあるダカールという文化都市のアートシーンをたたえるプログラムとなっている。 東京ビッグサイトで行われた今回のショーの舞台となったのは、ベージュとブラックで統一されたミニマルな空間。 冒頭では、日本人ギタリストのIchika Nitoが、坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」をバイオリンとピアノを用いて演奏し、続けて自身のオリジナル曲「The World is still Beautiful」でセネガル人ラッパーのNIXとスペシャルな共演を果たした。
また、洗足学園音楽大学、多摩美術大学、日本女子体育大学などの学生ダンサーが、振付師のDimitri Chamblasによるスローショーの新たな解釈を表現。 アフターパーティでは日本のガールズバンド CHAIが登場し、Nito、Ichika Nito、NIXと共に一夜限りの特別なセッションを披露した。 さらに、「CHANEL」のアンバサダーを務めるBLACKPINKのメンバー JENNIEがサプライズゲストとしてステージに上がり、ソロ曲「You & Me」などを披露。 そして日本人アーティスト PeliによるDJプレイと、フランスのミュージックデュオ Polo & Panによるライブが今イベントを締めくくった。
東京のアートシーンと新たな繋がりを築きながら、ダカールで始まった長期的かつ芸術的な対話を続ける「CHANEL」。 ショーの翌日にはファッションやアート、デザイン、ビジネスを学ぶおよそ350名の学生を招待し、「CHANEL」ファッション・プレジデントのBruno Pavlovskyを囲んで、メゾンのアンバサダーや友人たちとトークショーを実施。 また、革新的な刺繍を提案するアトリエ「Lesage」と「Montex」の職人が参加する刺繍のワークショップも行われた。 伝統と現代のアートシーンが交錯する華麗なショー。 永遠のコードが放つエネルギーとサヴォアフェールに、心を奪われて。 CHANEL CUSTOMER CARE 0120-525-519
小松菜奈を迎えた、カメリアが咲き誇る甘美なムード
シネマティックな世界を闊歩する魅惑の美しさ
ワードローブが語る先駆者の哲学
ガブリエル シャネルの人生と作品を鮮やかに彩る音楽
今週のおすすめアート
31人のアーティストが作るそれぞれの1冊
サテライトイベントから3展示をセレクト
柔軟に混ざり合う有形とデジタルの境目
新しい場所になじんでいく変化の感覚
自由な姿で謳歌する、「GOLDWIN」と輝きのひと時
最新号の内容を紹介
春の京都で原点を辿る、注目の4展示
「CHROME HEARTS」の不朽のスピリットをたたえる、色鮮やかな肖像
「ROPÉ」2024年春夏コレクションのルックブック第3弾
優美な輪郭と自由な精神性が交わる、「GIVENCHY」のニュースタイル
多彩な創造と自然の調和が紡ぐ新たな価値
「ISSEY MIYAKE」が表現する、自然の中の見えない形
横浪修の作品集「Assembly Teshikaga」が「Lula BOOKS」より発売
杉咲花と「LOEWE」。浮かび上がるグラフィカルな肖像
のんアートブック「Non」が「Lula BOOKS」から発売
異物として見つめる、純真な世界
横浪修が語る、「Assembly Teshikaga」のパーソナルな記憶
動物と人間が共存するファッションの世界
杉咲花とエターナルな「黒」