Top Photo:Nana Komatsu photographed by Inez and Vinoodh
「CHANEL」が2023年秋冬プレタポルテコレクションを披露。
1つのテーマに留まることのない、メゾンにとっての永遠のコード カメリアの花が、コレクションの中心部に大胆な姿で登場した今シーズン。 その存在はワードローブにおいても心躍るムードで登場し、ポケット、ジャケット、ボタン、そしてプリントが浮遊するロマンティシズムの中で咲き誇っている。
ランウェイを彩ったのは、アシンメトリーなコートやドレスのスリット、バミューダショーツと斜めのラインを描くフロントが印象的なスーツ、フリル、ビーズやスパンコール、ニットウェアに用いられた幻想的な糸など、魅力が際立つデザインの数々。 さらに、ブラック、ホワイト、ピンクの色合いの緻密なカラーパレットは、60sや70sのタッチ、英国の雰囲気、上質な素材がよりリアルにコレクションを演出した。
アーティスティック・ディレクター Virginie Viardは、繊細なコレクションに動きをもたらしたいという考えのもと、今シーズンのヒロインに女優 小松菜奈を起用。 写真家 Inez van Lamsweerde & Vinoodh Matadinがフィルムに収めたその映像は、ランウェイの中心に咲くカメリアに豪華に映し出され、コレクションと共に会場を魅了した。
魅惑的なピースが描く、女性の優しさと力強さ。 冬の花が美しく咲く華麗なコレクションに、目を奪われて。 CHANEL CUSTOMER CARE 0120-525-519
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